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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■塾や予備校にゼニを使うのをやめよう!
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 なぜ中学生や高校生は成績が下がると塾や予備校に行こうとするのだろうか。成績が下がった原因を今の自分の勉強スタイルからつきとめられないのだろうか。オレはそれが不思議なのである。中間試験や期末試験という学校の定期試験で点数がとれないのは、ふだんの授業で教えられる基本的なことを理解できていないからではないのか。それを「塾や予備校に行く」という方法では解消できないのに、なぜわざわざゼニを使って塾や予備校に行こうとするのだろうか。

 塾や予備校に行けば、そこで何時間かを塾講師や予備校の教官から教えられることになる。2時間の講義を受けて、2時間分知らないことをたっぷり教えてもらえるならばその2時間分にゼニを払う価値はあるかも知れないが、逆に言えばそこで教えられることを自分が全然知らないことばかりだったとすればよほどの馬鹿であり、それ以前の学習に大きな問題があったということになる。普通の中学生高校生ならば、知ってることがある程度あって、その隙間を補完するような形で新たな知識を加えていくことになる。つまり、2時間の講義を受けたとしてもその中で新たな知識となるのはせいぜい2、3割と考えた方がいい。それならば、知ってることをもう一度聴く無駄な時間よりも、自学自習という形で知らないこと、苦手な分野に時間をかけた方がいい。

 自学自習の教材は書店でいくらでも手に入れることができる。大きな書店の参考書や問題集のコーナーに行けば山のように多くの参考書や問題集がある。オレはよくそうしたものを立ち読みして研究するのだが、そこから教え方のヒントを得ることも多い。気に入ったものは自分でゼニを出して買う。それはよりよく教えるために必要な投資だと思うからである。

 受験生にとってもっとも役立つものは何か。それは自分が過去に受けた模擬試験や定期試験の問題である。自分がどんな勘違いをしてどんな問題で間違えたのかを確認するだけで、多くの知識を手に入れることができるのになぜかそうしたことをおろそかにしていて、同じミスを永遠に繰り返す実に馬鹿が多い。オレは定期試験で一度出題したことを再度実力試験で出題することが多いのだが、前回と同じく間違う生徒が多いのである。そういう生徒に限って、悪い点数の答案をそのまま捨ててしまったりするのだ。逆に100点満点の答案になど保存する価値はない。ところがそういうものは記念にしまっておいたりするのである。オレは生徒が無造作に捨ててしまった答案用紙をゴミ箱から救い出して注意する。「ひとつでも間違えた箇所のある答案は自分にとっての戒めである。むやみに捨てるものではない。捨てて良いのは100点の答案だけだ!」

 オレのところには生徒から「どうすれば成績が上がりますか?」という質問にメールが時々届く。そういう質問をする生徒は必ず成績のよくない生徒、つまりオレの授業をちゃんと活かしてない生徒である。しっかりと予習をして授業を聴き、オレが説明してることを理解できている生徒はそのような愚問を発する必要はないのである。オレの答えはいつも同じである。「ちゃんと授業を理解できるようになれ!」だ。

 受験勉強というもの、入試対策というものに何か特別なものがあると思ってはいけない。世の中には神のような教師が居て、入試問題に出そうなところを次々と予言し、その教えを聞いていれば楽勝で難関校に合格できるという幻想を抱いている馬鹿が多く、勉強にはちょっとしたコツさえあればいいと安易に考えてるヤツが多いのだがそんなことは絶対にない。日々の小さな努力を積み重ね、ちょっとした時間を無駄にしないことを延々と続けることでやっと成果を得られるのである。


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01月30日(水)
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