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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ドラクエXは果たして成功するのか?
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 ドラゴンクエストのシリーズでオレが遊んだのはT〜Wまでだ。初代ファミコンの時代のことだ。それ以降は仕事も忙しくてそんなもので遊ぶヒマがなくなったのでやらなくなった。ただそれだけのことだが、シリーズ自体はその後もずっと続いていて、いつも安定したファンを集めてスクエア・エニックスや任天堂の収益に大いに貢献してきたのである。ところが時代は大きく変わった。一度買えばそれで長期間遊べるゲームではなくて、最初は無料に見えるけどやりこめばやりこむほどゼニが奪われるオンラインゲームの方がはるかにもうかるということにゲーム業界が気付き、グリーやDeNAという企業がコンプガチャという卑怯な方法で客からゼニをぼったくり空前の利益を上げるようになった。それを横目で見ていた任天堂も、さすがにここまで収益が落ち込んだらもうなりふり構わずに同じやり方で継続的に客のゼニを奪い取るしかないということになったのである。

 読売新聞の記事を引用しよう。

オンライン初採用、スマホ対抗の起爆剤に…ドラクエ新作
 スクウェア・エニックスが発売した「ドラゴンクエスト」の最新作 人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」の10作目「目覚めし五つの種族 オンライン」が2日、発売された。
 インターネットを通じて他のプレーヤーと一緒に遊べるオンラインゲーム形式を初採用し、スマートフォン(高機能携帯電話)の普及で伸び悩む家庭用ゲーム市場の「起爆剤」の役割が期待される。
 新ソフトは、オンライン形式を採用し、ほかのプレーヤーと協力して敵を倒すなど楽しみ方の幅を広げた。ゲームの最後の敵(ラスト・ボス)を設定せず、ネットを通じて定期的に新たな出来事が起きるため長く遊ぶことができるのも特徴だ。
 ゲーム調査会社エンターブレインによると、家庭用ゲーム機とソフトを合わせた市場規模は2007年の6886億円から右肩下がりが続き、11年には4543億円まで減った。スマートフォンなどで遊べる「ソーシャルゲーム」に需要を奪われており、ドラクエにかかる期待は大きい。
 一方、販売元のゲームソフト大手、スクウェア・エニックスにとっては、収益の安定につながりそうだ。
 任天堂のゲーム機「Wii」向けで、ソフト本体(6980円)とは別に、1000円(30日間)〜2900円(90日間)のオンラインサービスの利用料を支払う必要がある。これまで人気作の有無に毎年の業績が大きく左右されてきたが、オンライン形式では継続的に収入が得られる。
 ただ、オンライン形式の採用で、利用者の金銭的な負担は大きくなった。「古くからのドラクエファンがオンラインに抵抗感を抱き、離れてしまう可能性がある」(業界関係者)との指摘もある。(中根靖明)
(2012年8月3日 読売新聞)

 ひどいじゃないか。前は一度買うとそれでOKだったのである。それでずっと遊べたのである。子どもがゲームをしていても親は安心だったのだ。しかし今度は永遠に毎月1000円ずつぼったくられるのである。参加者全員から月1000円ぼったくり続けるというのが今回の金儲けのための戦略なのだ。

 仮にドラクエXが100万本売れたとしよう。ゲームソフトの売り上げは6980円×100万本で約70億円ということになる。しかし100万本×1000円=10億円というゼニが毎月入ってくるのである。年間に120億円だ。合計して190億円となる。翌年もそのメンバーが遊び続けるならばまた120億円入ってくるのだ。スクエア・エニックスではこのドラクエXを「10年間遊び続けてもらえるゲームにしたい」などとむちゃくちゃことを夢見ているらしい。しかし、年間120億円ということは10年なら1200億円になるのだ。またこのゲームが1000万本売れるような超絶ヒット作となった場合はその10倍、実に1兆2000億というゼニが入ってくることになる。それだけの売り上げがあればもうスクエア・エニックスは新しいゲームなんか出さなくてもこの収益で十分にやっていけるのである。なんというひどいぼったくりシステムなんだろうか。


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08月05日(日)
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