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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■人を殺せば死刑が基本です
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オレは殺人犯はみんな死刑にすべきだと思っている。よほど考慮されるような事情がある時にだけ刑を減じる。たとえば介護を苦にした無理心中の場合であるとか、DVに悩みやむなく夫を殺したとか、そういう場合は事情を考慮して刑を減じるべきだ。しかし、保険金や強盗や強姦目的の殺人というものは基本が死刑でいいと思う。あと、殺人ではなくても放火犯や連続強姦魔というのも死刑にして欲しい。ついでに国民の貴重な税金を無駄にした汚職官僚や利権政治家も死刑・・・というふうに死刑の適用範囲を広げて欲しいと思ってる。ゴルフ接待漬けの守屋次官などは死刑が妥当だろう。

 どう考えても死刑以外考えられない外道でありながら、犯行当時18歳になったばかりということと、2人しか殺していないからという理由で馬鹿裁判官たちが無期懲役にしてしまった事件を、ちゃんと正しく裁かれる方向に導いてくれたのは、わざとお馬鹿な理由をねつ造して、被告には反省の気持ちなどないことをはっきりさせてくれた安田好弘弁護士たちの活躍のおかげである。オレはこの方たちが死刑制度反対論者であるとはとうてい思えない。彼らがお馬鹿な論理で死刑反対の主張をすればするほど、死刑しかないと誰もが思うから不思議である。安田弁護士たちは実は「隠れ死刑推進派」なのだろう。そう考えればすべて説明がつくのである。
 アサヒコムにあった裁判の結果を伝える記事を引用しよう。 

光母子殺害、元少年に死刑判決 広島高裁差し戻し控訴審 2008年04月22日13時22分
 山口県光市の母子殺害事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死、窃盗の罪に問われた元少年(27)に対する差し戻し控訴審で、広島高裁は22日、無期懲役とした一審・山口地裁判決を破棄し、死刑の判決を言い渡した。楢崎康英裁判長は「強姦と殺人の強固な意思のもとに何ら落ち度のない母子の生命と尊厳を踏みにじった犯行は、冷酷残虐で非人間的と言うほかない」と述べた。さらに「虚偽の弁解を展開して罪と向き合うことを放棄し、遺族を愚弄(ぐろう)する態度は反省とはほど遠く、死刑を回避するに足る特段の事情は認められない」と判断。一審の事実認定に誤りはないが、量刑は軽すぎると判断した。元少年側は上告した。
検察側は死刑を求め、弁護側は傷害致死罪の適用による有期刑を求めていた。
 楢崎裁判長は主文の言い渡しを後回しにし、判決理由の朗読から始めた。まず、新弁護団がついた上告審の途中から、元少年側が殺意や強姦目的の否認を始めた経緯を検討。「当初の弁護人とは296回も接見しながら否認せず、起訴から6年半もたって新弁護団に真実を話し始めたというのはあまりにも不自然で到底納得できない」と述べ、「死刑を免れることを意図して虚偽の弁解を弄(ろう)しているというほかない」と新供述の信用性を否定した。
 そのうえで、元少年側が「被害女性の首を両手で絞めて殺害した」との認定は遺体の鑑定と矛盾し、実際は右手の逆手で押さえつけて過って死亡させたものだとした主張を退け、「そのように首を絞めた場合、窒息死させるほど強い力で圧迫し続けるのは困難であり、遺体の所見とも整合しない」と判断。「殺意に基づいて両手で絞めたのは明白」とする検察側の主張を認めた。
 また、被害女性に母を重ねて抱きついたとする元少年側の「母胎回帰説」を「被害女性を殺害して姦淫(かんいん)した犯行とあまりにもかけ離れている」と否定。「姦淫することで生き返らせようとした」との主張も「荒唐無稽(こうとうむけい)な発想」と一蹴(いっしゅう)し、「性欲を満たすため犯行に及んだと推認するのが合理的だ」と述べた。被害女児の首にひもを巻いて窒息死させたとの認定にも誤りはないとした。

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04月23日(水)
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