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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■デタラメの診断書を書く医師たち
ブログランキングの投票いつもありがとうございます。1位が目標ですのでよろしくお願いします。公開した 秘密の京都もよろしく。
オレは診断書を偽造する医師からは医師免許を剥奪して、ついでに高額の罰金をぼったくれと思っている。どうして医師は患者に頼まれればホイホイと診断書を偽造するのだろうか? その昔、オレが公立高校に勤務していた頃に年度末の判定会議に医師の診断書が出てきたことがある。成績不振で欠点科目が多く、留年することになった生徒に対して、「留年になればうつ病が悪化する」という医師の意見が述べられたのである。採決の結果、その生徒は超法規的措置で卒業が認められたのである。オレは反対の挙手をした。もしもそんなことを認めてしまえば、成績の悪い生徒はみんな医師の診断書持参するじゃないか。医師のいかなる判断があろうと、学校は学校としての筋を通すべきだとオレは思ってたのだ。その考えは今でも変わらない。
たとえば知的障害者の生徒も高校に入学させようと高校全入を叫ぶ人たちが居る。しかし、知的障害の方が高校のカリキュラムを理解して試験に合格し、単位が取得できるのか。それが可能ならば卒業認定すればいいわけだが、少なくとも高校は義務教育ではなく、試験に合格して単位が取得できない生徒は進級を認めないという前提がある以上、高校を義務化なんてしてしまって全入させれば、現場は大混乱するし多くの学校の内規にある進級制度そのものが根幹から揺らぐことになってしまう。
和歌山の毒カレー事件の林真澄美容疑者は、身体障害者でもない夫が障害1級であるという診断書を医師に偽造させてその医師に謝礼を払い、保険金を詐取していた。詐欺に荷担したその医師はどんな処分を受けたのだろうか。少なくとも医師免許の剥奪と、保険会社への賠償はさせるべきだろう。その医師がどんな罰を受けたのかオレは知りたいのである。あのときの報道では医師の名前も出ていなかったと思うが、そんな悪徳医師は名前をさらして社会的に抹殺すべきだとオレは思うのだ。
実際には耳が聞こえるのに聴覚障害の診断書を発行して、身体障害者手帳を不正に取得させたウソつき医師が札幌にいた。オレはこの医師から医師免許の剥奪と、不正に支払われた障害年金の全額を賠償させるべきだと思っている。ところがこの医師は「患者の詐病だ!」と反論したのである。全くふざけた男である。こんなクソ医師は頼むから世の中のためにさっさとくたばってくれとオレは心底願うぜ。
疑惑の医師「患者の詐病」 聴覚障害偽装問題で反論2008年04月01日22時12分
北海道で起きた聴覚障害の偽装疑惑をめぐり、身体障害者手帳の取得に当たって実態とかけ離れた重い障害を認定したことが指摘されている札幌市の耳鼻科医(73)の代理人の弁護士は1日、朝日新聞など報道各社に「診察は適切に行った。虚偽の診断書は作成していない」とする「説明書」を送付した。「患者による詐病だった。見抜くことは困難だった」と反論している。疑惑について医師側が具体的に説明したのは初めて。
「説明書」は、弁護士が医師の主張を聞き取る形でまとめた。この問題では、手帳取得者を医師のもとへ引率したブローカーの存在が明らかになっている。医師側は「医師を集団的に利用して手帳を取得するシステムが構築されていたことは報道で初めて知った」「患者からの金銭は医師ではなく特定の人物に流れており、その者たちが対価として、医師に詐病を行う知識と手段を提供したことが強く推測される」としている。
手帳の取得者は朝日新聞の取材に「検査の際、医師から『小さな音では反応するな』と言われた」「医師とは問診で普通に会話しており、障害が重くないことはわかっていたはずだ」などと話している。これについては「札幌市の実務規則に基づいて検査した。手帳取得者は今になって診断を非難し、責任回避しようとしている」と反論している。
この報道でもこの医師の名前は出ていない。なぜなんだ。警察はすぐにこいつをしょっぴいてこの詐欺事件の全容を解明し、関わったブローカーや暴力団の連中をみんな検挙すべきだろう。今になって責任回避しようとしてるのはこの医師の方じゃないか。
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04月02日(水)
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