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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■パクリは中国の国策です!
中国がパクリ天国であることは世界の常識だが、オレはその原因が民度の低さにあると思っていた。まさかそれが中国の国策であり、政府自ら率先して泥棒に加担しているとは思いもよらなかったのである。オレがネットで見つけたのは次の記事である。
国営アミューズメント・パークで、ディズニー模倣・中国 【北京/中国 20日 AFP】
「ディズニーランドは遠すぎる」をスローガンにする中国国営のアミューズメント・パークがある。この北京石景山游来園(Shijingshan Amusement Park)では、園内のスタッフがディズニーのキャラクターである白雪姫と7人の小人たちに扮し、「シンデレラの城」や「マジック・キングダム」のレプリカを設置。
ディズニーランドのイメージいっぱいだが、キャラクターを使用許可は一切、取っていない。中国の著作権侵害を端的に表す例として、米国政府は憤りをあらわにしている。(c)AFP/TEH ENG KOON
堂々と偽ドナルドダックや偽ミニーマウスの着ぐるみが歩いているこの「北京石景山游来園」という中国国営遊園地は、もちろん本家のディズニーランドからキャラクターの使用許可を得ているわけではない。こういうことをしていても平気なのが中国という国なのである。日本で人気のアニメ「クレヨンしんちゃん」もいつのまにか勝手にパクって商標登録までしてしまう国なのだ。それを双葉社が「商標権が侵害された」と訴えても、中国の裁判所は「7年間も訴えなかったということから商標権は放棄していたとみなされる」としてパクリ企業の側を勝たせるのだ。そんな不公正な裁判をしていて平気なのも、パクリを悪と考える価値観そのものが中国に存在しないからである。ちなみに最初に紹介した記事に登場する北京石景山游来園(←クリックして下さい)だが、上のメニューの左から2番目にある「主題活動」というところをクリックすると、おそらく「白雪姫と七人の小人」と思われる画像がある。
もちろんこのような実態に対して、被害を受けている国が放置してるわけではない。米通商代表部は世界貿易機関(WTO)に中国の海賊版天国ぶりを提訴している。
中国の著作権侵害問題、米国がWTOに提訴へ4月10日7時26分配信 ロイター
[ワシントン 9日 ロイター] 米通商代表部(USTR)は9日、中国による米国映画やソフトウエアなどの著作権侵害阻止に向け、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を明らかにした。シュワブUSTR代表は声明で「中国による著作権侵害や偽造は受け入れがたいほど高水準」とし、WTOの紛糾処理委員会に提訴することを明らかにした。
「中国当局が著作権を適切に保護していないことで、米企業や労働者は毎年何十億ドルの損失を被っている。多くの製品に関して、中国、米国および世界各国の消費者に深刻な損害リスクをもたらしている」と指摘した。
同代表は記者団に対し、中国が米国製品の著作権侵害を十分阻止していないことと、中国の消費者による合法製品の購入に対して市場障壁があるという2点が提訴の対象となっている、と語った。
これは当然の訴えである。中国では米映画の粗悪な海賊版や100円程度で販売されているWINDOWS/XPなどが無数に流通し、正規品など誰も買わないような状況が生まれているのである。そうした著作権侵害大国に対して、訴えを起こすのは極めて正当な権利の行使であり、そうした訴えが起こされたことに対して中国政府は誠実に対応するのが当然の義務だろうとオレは思っていた。しかしどうも中国の連中の価値観はオレの予想を超えていたのである。このような思考回路を持つ連中であったとはただ脱力するしかない。こんな連中だからこそ、平気でパクリ続けるのである。次の記事を読んで欲しい。
知的財産権「短期間での周知無理」 中国 米のWTO提訴非難
【北京17日傍示文昭】「13億の国民に知的財産権の保護を理解させるのは、短期間では無理」‐。中国国家版権局と知的財産権局などは17日、2006年知的財産権保護状況について記者会見し、摘発の推進など保護策を強化したと強調する一方で、対策が浸透しない「本音」を露呈。中国の知財保護が不十分だとして世界貿易機関(WTO)に提訴した米国の対応を非難した。
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04月23日(月)
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