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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日本一せこい会社、その名はCANON
 CANONと言えばパソコン用プリンターのシェア1位を誇る勝ち組企業なんだが、とにかくそのインクが高い。インク代のコストが馬鹿にならないのである。オレが指導してる部活動でもCanon PIXUS (ピクサス)iP90というプリンタを使用しているのだが、インク代がやたらかかるので困っている。純正のインクカートリッジは驚くほど小さく、ほんのわずかしかインクが入っていないのだ。なんでこんなものがこんなに高いのかと悔しくてならないのである。

 そういうわけでインク代を節約する方法として、純正品ではないリサイクル品や詰め替え用のインクを使うことになるわけだが、そうした詰め替えインクやリサイクル品を販売する業者をCANONは裁判に訴えるといういやがらせを行って、ぼったくり価格としか思えない純正品のシェアを守ろうとしているのである。せこさ満点である。そんなせこい企業の社長が経団連会長だから全くもって許せないのである。

 そもそもエコロジーということを考えた時、リサイクル品を使うというのは正当なことである。それを妨害するこのCANONの経営姿勢は、21世紀の企業としてふさわしくないことはあきらかだ。一方、インクの専門店エコッテでは、キャノンやエプソン用の詰め替え用インクをかなり安価で販売しているのである。オレはネットでその価格を見てびっくりした。これを使用すればインク代を劇的に減らせるからである。

 しかし、CANONもせこさ日本一である。そんなに簡単に節約させてはくれない。純正品を使わずに詰め替えインクを使うようなCANONさまへの忠誠心の欠けたふとどきなユーザーにはちゃんと罰を与えるようになっていたのだ。CANONのBCI-7eシリーズ,BCI-9PGBKのインクタンクにはICチップが付いている。たかがインクタンクにICチップを付けるのはなぜか。不正に詰め替え用の補充インクを使用する卑怯(いや、ケチ)なユーザーに対して、脅迫メッセージを流すのだ。インクを詰め替えたカートリッジをプリンタ本体にセットすると、次のようなメッセージが出るのである。「インクが補充されたインクタンクを使用して印刷を続行する場合は、プリンタのリセットボタンを5秒以上押してください」なんでそんなことまでチェックされるんだ。

 どんなインクを使おうとこっちの勝手じゃないかと文句も言いたくなるのだが、とにかくその指示に従って5秒以上リセットボタンを押すという操作を行ってみる。すると「インクが補充されたインクタンクを使用したことを履歴に残します。この操作を行った後、インク残量検知機能は解除されます」「インクを補充したことが原因の故障については、キャノンは責任を負いかねます」という脅迫メッセージが出るのである。要するに「詰め替えインクなんか使いやがって馬鹿野郎、故障したって知らねえぞ。」という意味である。普通は購入後1年以内なら無償保証期間となるわけだが、このリセットボタン5秒というのは、無償保証期間も保障対象外(つまり一年以内に故障しても補償の対象にはならない)となる場合があるという確認(承認)作業の意味があり、しかも大変重要な機能である「インク残量検知機能」が解除されてしまうのである。印刷がかすれて消えたりするまでインクが減ってることに気がつかないと言うことになる。

 さて、エコッテ社の詰め替えインクと、CANONの純正品とはどれくらいの価格差があるのか。比較してみよう。ip90用のインク純正品であるBCI-15 ブラック(2個パック)はアマゾンでは1290円である。2個入りだから1個あたりなら645円ということになる。これに対応したエコッテ社の詰め替えインクは4回詰め替え可能なものが861円で売られている。インクを一回補充するコストが215円だ。つまり、約1/3のコストになるということである。インク代が1/3になるのなら、こんなひどい脅迫をもらってもやはり補充用インクを使いたくなるぜ。それにしてもインクの残量表示が出なくなってしまうのは不便である。なんでこんな手の込んだいやがらせを仕掛けてくるのだろう。オレはCANONという企業の姿勢を疑ってしまうのである。


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11月11日(土)
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