ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18836939hit]

■なぜEPSONはダメになったのか・・・・
 しかし、今販売されている新機種にはこの激安の互換インクは使えない。そんな安いインクが売られていると儲からないため、EPSONは古い機種と全く互換性のない新機種を出して安売りの互換インクを使えないようにさせているのだ。これはEPSONだけではなくてCANONも同じなのだが、互換インクを作る側が儲からないようにするには種類を増やして互換性をなくす、つまりユーザーにとって不便なようにすれば、互換インクも作りにくいだろうという姑息な発想なのである。あまりにもインクの種類が多くてオレもはっきりつかめてないのだが、きっと販売店でもつかめていないだろう。どうして基本のインクを3、4種類にしてその分コストダウンにつなげ、客が安心してじゃんじゃんインクを買いだめできるようにしないのだろうか。そんなひどいビジネスのやり方が世界に通用すると思ってるんだろうか。オレはこのEPSONやCANONのエコ精神に全く反するビジネスモデルに対して「アホか!」と思うだけなのである。

 安い複合機を買うとすれば何が良いのか。EPSONの現行機種ならPX−405Aというモデルがある。カカクコムの最安値は7630円(2012年12月30日現在)だ。この機種に対応する交換インクはIC4CL69という型番で、EPSONの通販サイトで3680円で売られている。この機種用の安い互換インクはネットで検索すると1980円で買える。まだけっこう高い。しかし、間違ってもPX−405Aを買ってはならない。今ならまだ型落ち品のPX−504Aが店頭にあるはずだ。そちらはカカクコムで12398円もしている。高くてもこちらを買おう。それはなぜか。印刷コストである。

 EPSONのカタログでは、PX−504Aの印刷コストをA4カラー1枚約9.0円と記載している。しかし、現行機種PX−405Aは一枚あたりのコストを記載せずにインク+用紙で28.3円と書いてある。同じモノサシで比較できないようにしているのだ。ものすごく卑怯なのである。こういうところがEPSONの恥ずかしいところである。実際は後から発売されたPX−405Aの方がかなり印刷コストは余計にかかるのである。それは純正インクカートリッジのインクの容量が23%も減っているからなのだ。旧モデルであるPX−504A用のインク、IC4CL62の純正品はEPSONの通販サイトで3980円で販売されている。純正インクの値段だけを見ればPX−405Aの方が3680円と一割くらい安いのだが、インクの容量が23%減ってるのに値段が一割しか下がらないということは実質値上げである。また、カートリッジあたりのインクの容量を減らして空気の分を増やすのはエコの精神に大いに反するのである。

 旧機種であるPX−504Aは互換インクも豊富に売られている。確認してないがもしかしたら100円ショップのダイソーでも200円で買えるかも知れない。IC4CL62が使用可能なプリンタはいくつかあるので、それだけ互換インクも豊富に流通しているのである。オレがよく利用する上海問屋(楽天市場やアマゾンの通販で買える)ではPX−504A用のIC4CL62互換インクは1199円で買える。純正品の約1/3の価格である。

 さて、現行機種のPX−405A、プリンタ本体(純正インクカートリッジ付き)が7630円で購入できるのに、純正インクが3680円するということは、インク抜きのプリンタ本体の値段は3950円ということになる。そんなに安くていいのだろうか。いや、違った。そんなにインクがぼったくり価格でいいのだろうかということなのだ。

 おそらく中国で作られている互換インクカートリッジは1本あたり50円くらいの原価なのだろう。だからそれを輸入している業者は200円くらいで売っても十分に利益が出せるのである。


[5]続きを読む

12月31日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る