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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■オープンカーに乗るのはアホである
 おそらく信号待ちなどで停まってるクルマのそばで通行人が「あいつら寒いのにアホやなあ」と車に乗ってるドライバーに聞こえるように言ったのだろう。オレも真っ赤なFTOに乗ってるので通行人からよく罵られる。それがいやなら全く目立たないクルマに乗ればいいのである。かなり前のことだが、オレがたまたま東京にクルマで出かけたとき、通行人は「うわっ和泉ナンバーだ!」とびびっていた。その悪行ぶり、無法者ぶりが全国にとどろいてるのだろう。オレのような善良なドライバーまでただ和泉ナンバーというだけで罵るなんてひどい扱いである。オレも仕返しに御堂筋で「うわっ練馬ナンバーだ大根くせえ!」と罵り返したいのである。

 この金属バット親子はおそらく外国人かよそものだろう。真の関西人ならばアホと言われても怒らないのである。関西では「アホ」というのはほめコトバの一種だ。究極のこだわりの人間に贈られる誇り高き称号、それが「アホ」なのである。ところが「バカ」ということばは関西では蔑称だ。関西で相手に「バカ」と言ってしまうと命の保証はできない。そのコトバにかっとなったオッサンは相手を殺す可能性だってあるのだ。オレもよく「アホ」というコトバを使うがバカは決して使わない。関東は「バカボン」だが、関西では「あほぼん」なのである。もしも赤塚不二夫が関西人だったならば、あのマンガのタイトルは「天才アホボン」になったことは間違いない。

 「あいつら寒いのにアホやな」というのは「あいつらこの寒さの中であんなクルマにがんばって乗ってるやんけ。なんちゅうこだわりの親子や。ちょっとやそっとではマネできんわ。すごいわ!」という意味なのだ。そんな深い意味を理解できずにただ単に腹を立て、相手を金属バットで殴って負傷させた上に監禁するというのはどうしようもない「バカ」である。こんな連中は簀巻きにして大阪湾にでも沈めて魚の餌にしてもらいたい。脳みそが出ちゃうのはこいつらのほうである。

 別に原稿料をもらえるわけでもないのに毎晩こうして日記を更新しているオッサンがいる。どうしようもないアホである。オレは自分がそんなアホの一人であることを誇りに思っている。だから読者の皆さん、アホな私を応援してくださるようお願いします。

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05月04日(日)
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