ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ヤクは元から絶たないとダメだ!
 府警と税関の合同捜査で、6日に建材が堺市北区の倉庫に運ばれるのを確認し、同日、倉庫内にいた中国籍の大阪市天王寺区生玉町、健康食品販売業、李欣容疑者(42)ら中国人男女4人を現行犯逮捕した。李容疑者は「中国の組織に受け取りを頼まれただけ」と供述している。李容疑者は昨年11月まで日本に短期滞在、先月23日に香港から再入国していた。木材の発送元はバンクーバーの会社で、大阪府内と神戸市内の2業者が輸入を仲介していた。
 倉庫は日本人男性の名義で借りられていた。府警は倉庫内で、今回の建材以外にも、段ボール箱が既に抜き取られたとみられる同様の建材の束二つを発見。以前にも薬物が運び込まれていた可能性が高いとみている。【稲垣淳】
毎日新聞 2007年8月13日 20時44分 (最終更新時間 8月13日 21時45分)

 オレが今回気になるのはこの4人の中国人に対して課せられる罰である。この4人、おそらく釈放されたとしたら組織の人間に「ヘタを打った」ということで殺されるだろう。押収されてしまった麻薬や覚せい剤の売り上げ金額はいったいどれだけになるのか。覚せい剤だけでも末端価格100億円分くらいの量なのである。それだけの収入が「押収」されてしまえば組織には入らないのだ。しかし、仕入れ先にはおそらくゼニを振り込まないといけないわけでその損失は計り知れないのである。(押収された場合はゼニを払わなくていいのかどうか、そうしたウラ社会のルールに関してオレは全くわからないので推測で語ってるのだが)

 おそらく日本の裁判がこの4人に科す罰というのはせいぜい懲役10年くらいであり、組織内の私刑にくらべれば天国である。4人は完全黙秘して組織について一切語らずに逃れようとするだろう。そこで捜査は行き詰まるのである。この持ち込まれた大量の薬物を売り捌くためのルートとして暴力団が関わっていないはずがないのだ。ところが捜査はいつも末端にしか及ばない。この4人と司法取引を行って「組織の全容についてすべて話せば無罪にする」という条件ですべて語らせ、黒幕というか真の悪人をオモテに引っ張り出さないとダメだろう。真に死刑にするべき存在とは、麻薬や覚せい剤の流通組織のトップにいる人間なのだ。そいつを引っ張り出すことはかなり困難なことであり、もしかしたらその顧客が政財界に多数存在するために社会が大混乱するのかも知れない。それでもオレは日本社会から麻薬や覚せい剤を完全に排除するためには司法取引しかないと思っている。

 司法取引の結果無罪になって釈放されたとしても、その後の安全まで警察は保証してやる必要はない。組織が裏切り者を消そうとしても守ってやらなくていい。それは悪の組織の内部の問題であり、警察が関与するべきことではないからだ。

 覚せい剤について検索しているとこういう記事も発見した。

覚せい剤押収:末端価格14億円…3容疑者逮捕 警視庁
カナダから大量の覚せい剤を装飾用の石柱の中に隠して持ち込もうとしたとして、警視庁組織犯罪対策5課と東京税関などは31日、香港在住の自称会社役員、李●強容疑者(49)ら中国籍の男3人を覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕し、覚せい剤23.62キロ(末端価格14億1000万円)を押収したと発表した。押収量としては全国で今年2番目。
 調べでは、李容疑者らは7月12日、関西国際空港の税関貨物検査場(大阪府泉南市)で、覚せい剤23.62キロを所持した疑い。園芸に使う石こう製の石柱5本(直径19センチ、長さ91〜115センチ)をくりぬいた中に隠されていた。【曽田拓】
●火へんに日の下に立
毎日新聞 2007年7月31日 12時18分 (最終更新時間 7月31日 12時42分)


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