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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■バイオエタノールなんかクソくらえ!
 石油の使い道といえば燃やしたり石油製品にするくらいである。決して石油は喰えない。しかし、穀物は喰えるのだ。せっかくの喰えるものを燃料にしたりするほど地球は豊かなのか。世界に飢えた人たちは居ないのか。もしも地球上に食糧が有り余っていて食べきれないほどで、みんなが肥満に苦しんでいてダイエットが必要だという状況ならば、余った穀物を燃料用に使うのも正当だろう。しかし、決して穀物は余ってるわけではないのだ。ただ、貧しい国々の人たちはそれを買えるような経済力がないだけなのだ。北朝鮮のように将軍様が外国からの援助の食糧を独り占めするから貧しい人々の手に渡らない場合もあるのだ。とにかく世界には数億の飢えた民が存在するのだ。まずその苦しみを取り除くことが国際社会の急務ではないのか。

 そんな貴重な穀物を無駄にするバイオエタノールなんかクソくらえである。もしもそれが全くの不要物から作られるのならオレも文句は言わない。おからや茶殻のように、今捨てられているものが原料として活用できるのならオレは大いに賛成である。ところが現実はそうではない。これまで飼料用に大豆を出荷していた農家が、3倍高く買ってくれるからと燃料用に生産を切り替えるなどということが実際に起きているのだ。日本向けに納豆用の大豆を作るよりも燃料用の大豆の方がもうかるのである。トウモロコシが暴騰することでメキシコでは主食の原料が5倍に高騰してしまったのだ。今10キロ入りを3500円ほどで買ってる米が、もしも17500円に値上がりすればオレはごはんを喰うのを止めてお好み焼きを主食にするだろうし、そもそも外食産業は崩壊するだろう。牛丼も一杯1000円以上にしないと引き合わないかも知れなくなる。

 隣国にそんな迷惑を掛けても平気なアメリカ人はせっせとバイオエタノーエル普及のために法整備を行っている。日本の政治家も自分の頭で考えることが出来ない馬鹿だからアメリカのやり方を追随している。かくして世界には新たな食糧危機が生まれ、値上がりした穀物を輸入できない貧乏国家の国民は生命の危険にさらされるのだ。たまたまオレたちは餓死しないで済んでいるが、今の食糧自給率を思えば楽観できる数字でもなかろうに。

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02月06日(火)
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