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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日本一せこい会社、その名はCANON
もちろんインクカートリッジをぼったくり品の純正に戻すと残量表示はもとに戻る。しかし、一度でも詰め替えを使用したという履歴は残ったままになる。この履歴を盾にしてCANONから法外な修理料金をぼったくられたり、時には修理さえしてもらえなかったりするのはかなり痛いぜ。オレみたいに常時数台のパソコンを使えるようにしていればいいのだが、そういうユーザーばかりでもないだろうに。詰め替えインクを使ってもいいけど、故障したときは素直にあきらめましょうという戦略だとオレには思えるのだ。
オレは詰め替えインクを販売する業者をすべて擁護するわけではない。中には故障の原因となる粗悪品を販売する悪質な業者もあるだろう。そういう業者がどこなのか、オレは2ちゃんねるの書き込みなどを見ながらいちおう情報収集には努めている。そもそも最大の原因は、CANONもEPSONも詰め替え品を自前で出してくれないと言うことである。他社に勝手に使用されたくないそんなすばらしいインクカートリッジを、どうして一回の使用で捨てさせるのだ?もったいないし、それこそ矛盾するだろう。そんなありがたいCANON様のカートリッジを何度も使用できるように、自社で作った再生品を純正の新品の横に並べて売ればいいだけじゃないか。そして「再生品は若干美しさが落ちます」と書けばいい。ユーザーのすべてが最高品質を求めるわけじゃない。買う側に選択させればそれで済むことである。
問題なのは携帯電話と同じく、プリンタを安くしてインクで取り戻すというそのビジネスモデルなのである。その歪んだ実態が現状のリサイクル品の横行につながってるのである。
プリンタが一度買ってずっと使えるものならば再生品でも全くかまわないのだが、実はプリンタには寿命がある。オレの使ったことのあるいくつかのCANON製のプリンタは長期間使用すると必ず「廃インクタンク」がマンタンになった。必ず発生するのだ。ところがこれは故障扱いで有償で修理することになる。使っていれば必ず起きる状況なのだが、そんなことはオレの持つマニュアルのどこにも書いていない。プリンタメーカーとしては、どの程度使用すればこの状況になるのかを情報開示すべきである。もちろん販売にマイナスになる情報はすべて伏せられている。最初から寿命が存在するのに、その情報は全く伏せられているのである。最初から「故障扱いの修理」が予定された欠陥工業製品が、CANON製のプリンタなのである。
もちろんCANON側にも「おまえがたくさん使ったから悪い」という言い分があるだろう。しかし、たくさん使ってインク代を払ってくれたお客さんなのである。それこそ無償修理すべきだろう。純正品インクを使ってるかどうかがわかるならなおさら無償にすべきである。その部品を自分で取り寄せて交換したら安くできると思って交渉したら絶対にだめだと言われて売ってもらえず、仕事で使うのでやむなく高価な修理代をぼったくられたのだ。しかしその修理は下請けの会社に回して取り次ぎマージンを抜いているせこい会社、それがCANONである。下請けの修理業者と直接取引して中間マージンをカットしようとしたら、修理業者が「それをやるとCANONさんから仕事がもらえなくなります」と泣きつかれたことがあった。それはかなり前のことだったが今でもその体質は変わっていないのだろう。
この卑怯なやり方は企業業績には確実に貢献している。だからオレのCANONに対する投資判断は「買い」である。オレはCANONという企業のせこさは嫌いだが、投資というのはもうかればそれでいいのである。ただそのセコイ商法と今時リサイクル品に背を向けるという環境意識の欠けた戦略を世界がどう判断するかはオレにはわからない。もしかしてリサイクル先進国のドイツではちゃっかり再生品を売ってないだろうな?もしもそんな卑怯なことをしてるならオレは全力で罵倒するぜ。ドイツに住む人がいればぜひ実態を教えて欲しい。
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11月11日(土)
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