ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18830953hit]

■こんな卑怯なルールを作ったのは誰だ?
 なぜ空売り禁止なのに、新規空売りが発生するのか? この疑問に関してはこのような説明を聞いたことがある。この新規174000というのは、以前にまだ空売りできたときに証券会社が売りと買いの注文を相殺した名残なのだ。信用取引で売り30万、買い35万という両建ての注文があった場合、30万を相殺して買い5万と発注する。ところがこの両建て分の買いだけが返済されてしまった場合、新規空売り停止中であっても統計処理上は新規売り注文が発生したことになる。それが表示されているということである。

 でもそれなら「新規の空売り」はこの時点では発生していないことになる。それではどこの誰が空売りしたのか。少なくとも日経や毎日が報道してる以上、誰かが空売りしてるはずなのである。日経や毎日の記者が株式取引の仕組みに無知で、この新規空売りの発生を空売りされていると勘違いしたのなら話は分かる。しかし、少なくとも日本を代表する新聞記者さんたちがそんな間違いを起こすことはないだろう。だからオレは「空売りを誰かが出来たんだ」とここでは信じることにする。それはすなわち、個人投資家が空売りできない銘柄でも、TOBによる株不足で貸株なんか無いはずの銘柄であっても空売りできて確実に儲かってしまうというそんな卑怯なやり方を使える人たちや証券会社が存在するということである。そんなアンフェアなルールの中で我々個人投資家は戦わないといけないのか。それはあんまりにもひどすぎるのである。少なくとも阪神株は「空売り禁止」なのだから、そのことについて少なくとも記事の中で触れるべきである。個人投資家は売れない銘柄を空売りできる一部の卑怯な人たちのせいで下がったと書くべきなのである。ちゃんと「個人投資家は空売りできませんが」とヒトコト触れるべきなのである。それが記事の良識だろう。

 話は変わって昨日600円以上値下がりした日経平均だが、今日は小幅上昇だった。このような動きをすると必ず「もう下げ止まった」と言い出す人がいる。しかし、最近の下落相場の中で「下げ止まった」という発言を何度聞いただろうか。安心して買ってみてその直後に激しい下げを繰り返されてきた個人投資家たちはもうそんな甘い誘いを信じていないだろう。そういえば以前にオレが「ハメこまれた人たち」シリーズで書いたダイワボウだが、今日なぜか大幅高になっていた。理由を探るとどうも鳥インフルエンザでどこかで死者が出たとかいうことらしい。いったいいつまでそんなボロ株で騒いでるんだ。そんなものはだまされて買う投資家の自己責任だとオレはずっと言って来た。オレがダイワボウ株の暴落を予言した5/25の株価から今日までの半月で実に150円近く下げていることを見れば、株式投資の世界で誰を疑い誰を信じればいいのか自ずと明らかだろう。

 ダイワボウが1000円を超えると買い煽っていた投資顧問も怪しい評論家も、本来なら証券取引法違反(風説の流布)で検挙されるべきだと思っている。いつもはめ込まれるのはだまされるのは個人投資家なのだ。健全な証券取引市場が日本に根付くためにはあと何十年待てばいいのだろうか。

↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。←証券会社だけが儲かるそんな卑怯なルールは許せないと思う人はクリックお願いします

06月15日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る