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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアプレーオフ決勝 東山−尚志 愛媛−仙台
プレミアプレーオフ決勝、つまりプレミア昇格をかけた決戦はやはり広域公園の二つのピッチで行なわれる。出場する8チームはいずれも今季すでに観ている。となると見やすい第一球技場観戦が基本になる。

東山対尚志を選択。東山は関西だから当然見ている。関西在住の高校サッカーファンにとっては京都2強の東山と京都橘は毎年当然チェックしているチームである。対する尚志も全国高校総体でチェックしている。福島県の高校生は女子は今夏JFAアカデミー福島が全国制覇したが、男子はいまだ全国制覇経験がない。そんな中最も近い、というか現状で唯一福島県で可能性があるのが尚志高校だ。何度も全国ベスト4はあるし今夏もベスト4だ。現在全国高校総体は福島県固定開催なので、総体での全国制覇の可能性はかなりあるし、もとより全国大会ではなんども優勝候補に挙げられている。その高校がプレミア復帰を目指す。

プレミアプレーオフ決勝
東山高校−尚志高校
12月14日 11時 広島広域公園第一球技場 ピッチ良 晴 主審 平塚将哲


東山高校 尚志高校
GK 1 麻生太朗 GK 16 門井宏樹
DF 3 上山泰智 (Cap.) DF 2 木村心貴
DF 4 尾根碧斗 DF 3 西村圭人 (Cap.)
DF 16 岩崎大雅 DF 4 松澤琉真
DF 20 深木陸人 DF 5 榎本司
MF 6 善積甲知 MF 6 小曽納奏
MF 8 林亮大朗 MF 7 臼井蒼悟
MF 11 村上絢哉 MF 8 阿部大翔
FW 7 中井真栄 MF 10 田上真大
FW 12 田中惺七 MF 14 若林衣武希
FW 19 岡本明己 FW 9 根木翔大
控え選手
GK 17 大石奨太 GK 1 赤根啓太
DF 2 中原悠真 DF 13 古堤幹大
MF 13 清水柚之介 DF 17 星宗介
MF 14 宮崎結士 DF 21 寺田悠真
MF 18 雪本迅之助 DF 23 中村快生
MF 24 中村海聖 MF 15 角虎一
MF 25 松山佑成 MF 18 村田柊真
FW 9 田村龍大朗 MF 19 大熊瑠空
FW 22 浜辺蒼空 FW 11 岡大輝
監督 福重良一 監督 仲村浩二

尚志
GK 16 門井宏樹  3年 180.68 クラブ・ドラゴンズ柏U−15
DF 2 木村心貴  3年 178.62 セレッソ大阪和歌山U−15
DF 3 西村圭人 (Cap.) 3年 177.68 アルビレックス新潟U−15
4 松澤琉真 3年 186.70 FC東京U―15深川
DF 5 榎本司   3年 175.62 川崎フロンターレU−15
DF 20 迫田悠聖  2年 177.65 1FC川越水上公園

MF 7 臼井蒼悟  3年 171.62 栃木サッカークラブU−15
MF 8 阿部大翔  3年 176.64 アトラエンセFC平塚
MF 10 田上真大  3年 172.64 シュートJrユースFC
MF 14 若林衣武希 2年 170.60 シュートJrユースFC
FW 9 根木翔大  3年 178.64 フットボールクラブフレスカ神戸
監督 仲村浩二


東山
七番十九十二
六番八番
十一三番十六四番二十
一番

尚志
七番九番十番
十四六番八番
二番三番四番五番


立ち上がり、東山が押し込む。尚志は落ち着いて対応。高校サッカーあるあるとして序盤は敵陣に蹴り込んで押し込みペースをつかむというのがよくある。東山はまさにそうだ。これに対し繋ぐチームはあまり蹴り返さず、押し込まれた状態で繋ごうとする。Jユースは大抵そうだ。Jユースならば技術も精神力もあるからいいが、このプレーオフで東山と当たった帝京や尚志は繋ぐチームながらJユースほどじゃない。残念ながら受け身の心理とミスが出てしまう。完全に東山が押し込んだ中、6分、スルーパスにR岡本が左隅に決める。1−0。その後も東山が押し込むが16分、尚志が裏に出したボールに東山キーパー@麻生がキャッチを躊躇してH根木が先に触り無人のゴールに流し込む。1−1。
さてこの試合の主審はファウルを取らないタイプ。それが出たのが20分、尚志G阿部がラフプレーを受けて負傷(ノーファウル)してP星に交代。これに伴い尚志はP星を最終ライン中央に入れて5−2−3にプラン変更。これで一気にペースを奪う。圧倒的に繋げる尚志が支配する。

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12月14日(日)
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