ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4376402hit]

■プレミアプレーオフ1回戦 帝京−東山 清水−愛媛

高校生は普段というかシーズン中はリーグ戦を戦っている。都道府県リーグレベルを超えたチームは関西や関東などの9地域リーグであるプリンスリーグを戦うが、更なる上には全匡リーグであるプレミアリーグがある。1年間プリンスリーグを戦い上位に入ったチームが集まりプレミアリーグへの昇格4チームを争うのがプレミアプレーオフである。集まるのはプリンスリーグの上位ばかりなので、出場チームのアベレージは高校生年代の全国大会では最もハイレベルが期待できる。例年広島県で開催され、メイン会場は広域公園だ。その中でもメイン陸上競技場であるビッグアーチに入った。サンフレッチェが離れて芝生は酷い。整備されず枯れている。

プレミアプレーオフ1回戦
帝京高校−東山高校
12月12日 広島ビッグアーチ 11時 ピッチ悪 曇り


帝京高校 東山高校
GK 1 荒川喜道 GK 1 麻生太朗
DF 3 谷津勇月 DF 3 上山泰智 (Cap.)
DF 4 永野太一 DF 4 尾根碧斗
DF 11 小林爽人 DF 16 岩崎大雅
DF 20 高橋遼     MF 6 善積甲知
DF 27 村田幸基 MF 8 林亮大朗
MF 5 原田誉裕 MF 11 村上絢哉
MF 7 加賀屋翼 MF 20 深木陸人
MF 8 杉岡侑樹 FW 7 中井真栄
MF 14 木村恵真 FW 12 田中惺七
FW 9 宮本周征 (Cap.) FW 19 岡本明己
控え選手
GK 16 加藤直介 GK 17 大石奨太
DF 12 田中菱    DF 2 中原悠真
MF 6 西島廉人 MF 13 清水柚之介
MF 10 久保恵音 MF 14 宮崎結士
MF 15 佐々木優太 MF 18 雪本迅之助
MF 18 高橋佳汰 MF 24 中村海聖
MF 21 渡辺莉太 MF 25 松山佑成
MF 22 住野空来 FW 9 田村龍大朗
FW 13 赤坂大夢叶 FW 22 浜辺蒼空
監督 藤倉寛 監督     福重良一


帝京
九番
八番
十四七番五番四番
三番二十二七十一
一番

東山
十九
十二
八番六番七番
十一三番十六四番二十
一番

帝京でまず気に入ったのはセンターフォワードH宮本がトラップ、受け方に工夫があり、力任せのポストではない。パワーそのものもある。そしてフィニッシャーの意識も強い。動き方の工夫から一人別格だと分かった。左ハーフM木村はスピードとキレがある。しかし東山に対応されてしまった。センターバック㉗村田はジャンプ力がある。左サイドバックB谷津はレフティ。前方をM木村に蓋をされてしまったがポテンシャルは感じる。ボランチD原田は引き気味でビルドアップ。しかし深く引く東山にしびれを切らしたか、我慢できないタイプなのか上がり始めた。相方のF加賀谷はレフティで組み立ててパスは一番うまい。シャドーG杉岡は狙われてしまった。ポストを受けたところで東山が襲い掛かりロストが多かった。

東山は攻撃時はJ村上を上げる意識が強かった。しかし徐々にべた引きの5バックに。B上山は対人守備が強かった。O岩崎は帝京センターフォワードH宮本に大苦戦。東山は人数割いて守って何とか対抗した。右サイドのS深木は立ち上がりはやられていたが、徐々に対応した。彼らをまとめるキーパー@麻生は好選手。スケール感こそないが、いい反応していた。ボンボンの政治家みたいな名前だが、しっかりしている。E善積はもしかして善積わらいの親戚?F中井は割と左右自在に現われた。

立ち上がり、東山が敵陣に蹴り込んで押し込んだが、帝京は落ち着いて対応。この時間に点が取れないと、繋ぐ帝京が支配。圧倒的にボールを握る。スタイルだけでなく力そのものも帝京のほうが若干上だと思った。43分、東山ロングカウンター、右から崩して左寄りでドフリーG林がペナ外から丁寧にシュート。決まって0−1。前半は0−1。


[5]続きを読む

12月12日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る