ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体大阪大会決勝リーグ 関大北陽−阪南大高 履正社−金光大阪
全国随一の激戦区・高校総体大阪大会は決勝リーグで4校中上位二校が全国に進む。第1日は二試合とも引き分けで順位決定の参考のためのPK戦は金光大阪と引き分けた関大北陽がPK勝ちで、履正社の引き分けた阪南大高もPK勝ちである。


高校総体大阪大会決勝リーグ第2日
関大北陽高校−阪南大学高校
6月2日 堺S1 11時 ピッチ良 晴

関大北陽         阪南大高
−−−十三−−十一−−− −−−六番−−十一−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
六番−八番−−七番−十番 十七−八番−−十番−十三
五番−三番−−四番−二番 七番−十九−−三番−四番
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−

S1は場内放送の音が良くなって聞き取れる。



関大北陽
GK  1 ハラグチ
DF  2 トクマル
    3 タケシタ
    4 イグチ
    5 サトムラカムイ
MF  6 キヌガワ
    7 ニシカワシュウト
    8 サイトウ
   10 イマイ
FW 11 マナベ
   13 マツオカ

阪南大高
阪南大高 監督:田豪
GK 12 中本汐音  181/68 01/07/01 ディアブロッサ高田FC U−15
DF  7 岸田悠希  169/64 00/11/29 千里丘FC
    3 中川空   174/66 00/08/21 川上FC(第3種)
    4 北村隼   176/67 02/01/14 千里丘FC
   19 高木践   171/66 02/03/14 SCエルマーノSC(第3種)
MF 10 中村成龍  169/65 00/05/20 JSC SAKAI
   17 クボタ
    8 サイトウ
   13 中村陽紀  174/64 01/07/10 千里丘FC
FW 11 椎悠輔   182/67 00/06/12 ガンバ大阪堺ジュニアユース
    6 和田育   169/63 00/12/19 法隆寺FC U−15



17 クボタは
窪田伊吹  173/64 01/11/13 セレッソ大阪 和歌山U−15
かも知れない。

関大北陽11番は引き気味からのキープ力が見事。3番4番のセンターバックコンビは高い。4イグチはカバーもよく、センターバックの堅さが関大北陽の土台である。5番は正確な左足フィードあり。
序盤、阪南大高は丁寧に繋ぎ攻め込む。しかしこれは阪南大高の思うつぼな気がする。近年スタイルに幅が出てきた阪南大高だが、基本はプレッシングからのショートカウンターである。繋ぐパスサッカーを志向した時期もあったが、天下のプレミアリーグに昇格し、格上とばかり対戦する中で、プレッシングの原点に戻り、時には徹底的に引いて守るスタイルも身につけ、より柔軟になった気がする。関西北陽は大阪府リーグ1部で8位、レベルの高い大阪府1部とは言え、今季1勝しかしていない。大阪府1部リーグならば高校サッカーでは全国制覇を狙えることは承知している。高校選手権ベスト4の半分がプレミアでもプリンスでもなく都道府県リーグなのはよくある話だ。大阪でも近年大阪府リーグだった東海大仰星が全国ベスト4まで勝ち進んだ。とは言え、リーグで勝って自信に満ちているならともかく、低迷していて自信喪失の懸念があると思っていたが、果敢に繋ぐ。阪南大高はI中村が正確なキックとサイドへの飛び出しでリズムを作り、Gサイトウは左足で大きくフィードしたり展開したりする。そしてJ椎が競り勝ち、E和田が裏に飛び出す形。

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06月02日(土)
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