ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■京都府1部リーグ第1節 洛北−廣学館 両洋−共栄 久御山−東山B 京都橘B−京都学園
京都府1部リーグは例年会場難である。しかし今年は宝ヶ池がかなり確保できた。開幕節は当初いただいた情報だと全5試合開催だったが、発表では4試合に。でも一気に8チームを抑えられるチャンスである。迷わずこの日の会場に選んだ。とにかく府県リーグ1部は芝の上でプレーできる環境を選手たちには与えたいが、日本の、特に関西の場合ななかなかそうはいかない。特に京都府だとトレーニングセンターでも1面だし、いまは人工芝ピッチを増やしている段階である。



京都府1部リーグ第1節
洛北高校−京都廣学館高校
4月1日 宝ヶ池 人工芝 晴


洛北           廣学館
−−−−−五七−−−−− −−−七六−−八七−−−
−四二−−八番−−九番− −−−−−−−−−−−−
−−−一番−−七番−−− 八八−四五−−二七−四四
五八−四七−−五六−四四 五三−八四−−四一−二六
−−−−−五一−−−−− −−−−−三四−−−−−

洛北は以前のタテに速いサッカーから全員が連動した高速パスワーク主体のチームになっている。次々にスルーして奥の選手がパスを受けて素早く次の選手が走り出している。キーマンはボランチの1番でクレバーで引いて受けたり飛び出したりと戦術眼が抜群である。隙があれば運ぶドリブルで廣学館を引き付けてパスを出す。8番も判断が早い。9番は無類の突破力を見せる。スピード豊かで技術もあり、1対1なら突破してくる。42番もカットインを多用。一方で守備陣はやや苦戦している。一方廣学館はセンターフォワード76番が高くて強く起点になる。53番は正確な左足クロスあり。ただし守備面では洛北9番の苦戦するなどスピードに難がある。41番が高く84番はカバーに秀でたタイプ。26番はスピード豊かで洛北42番とのスピード勝負ではやや優位だが、洛北42番もタテが無理なら中に仕掛けて形を作る。両サイドの44番と88番は徹底的にタテに仕掛ける。そしてキーマンが87番で運動力があり、いてほしいタイミングで必要なスペースに現れる。廣学館はサイド攻撃主体のチームである。
さて12分、廣学館左で崩し44番が右シュートで1−0。洛北は大きくセンターバックを広げビルドアップ。センターバック陣がビルドアップに長けていることもあって、攻勢を握る。そしてサイドハーフが高い位置を取り、18分、9番が右から鋭いカットインで倒されPK獲得。これを42番が左隅に決めて1−1。更に19分廣学館センターバックのミスをカットした洛北57番がGKとの1対1を決めて1−2。しかし廣学館も76番が強靭な体幹を活かしたハーフボレーミドルで2−2と追いつく。やや落ちゆかない展開となったが、ここで双方修正を図る。廣学館は87番を中盤に下げ4−3−3に。更にボランチとサイドバックが連動し洛北の9番を戦術的に消しにかかる。26分、廣学館44番の右クロス、シュートはブロックも左に流れ53番が左クロス、76番届かず。30分洛北9番右クロス
を42番が落とし57番シュートは左に外れる。超決定機。45分、洛北、左フリーキックに中でヘッド。超決定機。前半は2−2で終了。洛北ペースだった。

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04月01日(日)
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