ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■和歌山県高校新人戦準決勝 和工ー初橋 和北ー海南
紀三井寺補助はバック側トラック上から観戦。人工芝を引いてくれているが、それでも固いし、高さもない。私は早目に来たから前列で観られるが、他の人は立ち見など大変そうだった。相変わらず困った観戦環境だ。和歌山市内にサッカー場一つ満足にないとは。サッカー場を作らないのは貧乏なのではない。貧相なのだ。日本のサッカー界というよりスポーツ界、ひいては行政が。
和歌山県高校新人戦準決勝
和歌山工−初芝橋本
紀三井寺補助陸 13時30分 晴れ ピッチ良芝
試合は35分ハーフ。
和工 初橋
−−−十八−−九番−−− −−−九番−−十番−−−
−−−七番−−六番−−− −−−−−−−−−−−−
八番−−−十九−−−五番 七番−六番−−八番−二一
−−二番−四番−三番−− 十三−四番−−二番−三番
−−−−−十二−−−−− −−−−−一番−−−−−
試合開始すぐに気づいたのは初橋GKキャプテン1番がよく声が出て、しかも内容が具体的かつ的確で、頭の良さを感じるいいキャプテンだということ。前に出る判断もいい。ただあまり大柄ではないし、シュートが飛んでこないために、シュートストップの才能は判らない。初橋は全体に一芸選手が多い。右サイドバック3番が元気印で声がよく出て積極的にアップダウンする運動量がある。しかしスペースがないと詰まる。21番は正確な右足の持ち主でクロスやFKが武器。7番がスピードと力強さを備えたドリブラー。9番は高くてパワフルなポストプレーヤー。8番はタメを作れて左右にボールを振り分ける。10番は起用で細かい局面を打開する力がある、というより細かいプレーにこだわる。それぞれ個性を発揮しようとするが、イマイチこの時期は噛み合っていない。
8分初橋、7番の左クロスを9番高いヘッドも弱い。11分、初橋、右FK21番の壁4枚、ファーを狙うがクリアされ左CKへ。これも21番がニアを狙うがクリア。和工も裏へ、6番ナイストラップも9番へ出しヘッドはカットされる。18分、和工7番がフォアチェックからカット、左シュートは外れる。決定機。16分、初橋、ループシュート、上に外れる。17分、初橋13番の左クロスを9番がファーでヘッドも右に外れる。決定機。13番も足元はいい。18分、初橋6番が左足ミドル、上に外れる。20分、和工、自陣FKを4番放り込み18番落とし9番シュートもわずかに右に外れる。決定機。21分、初橋、右FK、21番、35mあるところを壁3枚、ファーの9番届かず。24分、和工18番に当て、9番位スルーパスはカット、左CKに。25分、和工19番が力強くカット、32分、初橋21番のFKに4番競って9番へ、届かず。前半は0−0。
前半シュート数は4(3)対3(0)、CK数1対1、GK数4対2、オフサイド数1対0、クロス数5対5、ファウル数4対8、FK数0対2。和工は一言でいえば守備のチームなのだろうが、キャプテンの4番からあまり声が出ず、オーガナイズされていないし、1対1も強くない。インサイドの3人もタテに速いサッカーで攻撃は2トップ任せになっている。ポジションチェンジも飛び出しもなく、カウンターで2トップに託す以外の攻撃が見当たらない。このままでは苦しいと思ったらハーフタイムに手を打ってきた。4バックに変更である。
和工
−−−十八−−九番−−−
−−−−−六番−−−−−
−八番−−七番−−十九−
二番−四番−−三番−五番
−−−−−十二−−−−−
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02月14日(土)
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