ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権大阪大会決勝リーグ 追手門ー大商 桐蔭ー学芸
まず最初に。引き続き代えの古い眼鏡なので選手判別の精度が低いことはご容赦ください。

高校女子選手権はかつては府県大会をする必要のないほど参加校が少なく(16チーム以下)、いきなり関西大会だったが、近年は参加校が増え、県予選が行われる。大阪のタイトルは桐蔭と大商の2強に集中していて、一度新人戦で星翔が勝ったくらい。しかしなでしこジャパンのワールドカップ優勝と高校総体の女子種目が加わったことで女子サッカー部が激増。関西でも大阪や兵庫は参加校が増え、とてもいきなり関西予選という状況ではない。大阪は3回戦を勝ち上がった4校による決勝リーグ方式で2校が関西大会に進む。関西は現在京都(精華)と兵庫(日ノ本)、大阪2校の4強体制が確立しており、この4校がシードになると思われる。関西枠も4。そしてほかの高校は八幡商がやや戦えるのと兵庫2位が今年は楽しみという以外はシード校が差をつけて勝つ可能性があるので、大阪2枠を勝ち取るのは大きな意味がある。

大商は初戦の大阪学芸戦を5−1で大勝。追手門が桐蔭に0−2と惜敗。大商は勝てば第2試合の結果いかんで関西大会行きが決める可能性が高い。


9月23日 高校女子選手権大阪大会決勝リーグ第2戦
追手門−大商学園
堺S11 9時30分 人工芝

追手門          大商
−−−二十−−十四−−− −−−九番−−七番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
十六−二二−−二四−七番 八番−六番−−二十−三番
十五−五番−−四番−十七 二番−十番−−四番−五番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

大商は緑地のユニフォームに金色の背番号で分かり易い。しかし追手門は青地のユニフォームに青銀色の背番号で判別しづらいことこの上ない。大商10番はU−18女子代表の三浦桃。

大商は20番が正確なキックでセットプレー担当。9番は大柄でポストプレーが得意でパワードリブルにも威力がある。三浦は左足のフィードで後方から組み立てる。これに対し追手門は粘り強く追い掛け回す。三浦にまでプレッシャーをかけ、後方からの組み立ても自由にさせない。8分、大商、プレスをかいくぐり8番が左裏を取る。しかしクロスは中でカット。17分、大商、右CK、ペナ中央遠目に一団を作る形からファーに走りこんだ三浦?がループヘッド、決まって0−1。20分、大商、右FKを中で三浦がこぼれをシュートもオフサイド。24分、大商、9番、右から突っかけシュートも弱い。決定機。9番の重量感あるドリブルは止められない。26分、カウンターから大商9番と7番が抜け出すも、DF一人なのにまんまとオフサイドになり逸機。29分、大商最終ラインから三浦がオーバーラップ、ワンツーで前に出て左の8番へ、カットインから鋭いシュート、GK好セーブも9番押し込む。0−2。34分、右クロスのこぼれを4番?がロング、きまって0−3。前半は0−3で終了。35分ハーフ。

前半のシュート数は0対5、CK数0対5、GK数2対0、クロス数0対5、ファウル数1対4。全ての数字が大商有利を示す。シュートが意外に少ないが、崩しきるまでなかなか撃たないからだ。追手門は意外に崩されていないためシュート数は伸びなかったが。普通に粘れる好チーム。大商は三浦が主将で中心のチームだが、常に固いCBコンビに加え、アタッカー陣も強烈。20番は攻守の中心だが背番号の大きさから言って下級生?だとしたら凄いが。

後半も追手門が粘り強い守備で大商の攻撃を封じにかかる。大商は6番がすばやく腰の低い守備で奪い、20番が攻撃面でアクセントをつける。そして20番の右足右CKをファーで落とし中にこぼれるがGKキャッチ。50分、追手門誰か→6番が右のハーフに。大商、いつの間か布陣変更。

−−−八番−−七番−−− 
−−−−−−−−−−−− 
十一−十番−−二十−十四 
二番−四番−−五番−三番 
−−−−−一番−−−−−


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09月23日(火)
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