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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本ユース(U-18)フットサル 3決 野洲ー寒川 決勝 名古屋ー聖和FC
大会最終日のカードは3決・決勝ともグループリーグで対戦したチーム同士のカードとなった。3決の野洲対寒川はグループリーグでは7対4で野洲が勝っている。しかしフットサルの大会というものはフットサル慣れしていないチームがいるので、大会期間中の成長が著しく、得てして結果が読めないものだ。
全日本ユース(U−18)フットサル大会 3位決定戦
野洲高校−寒川高校
大田区体育館 11時
野洲 寒川
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−久保−−−−− −−−−−小山内−−−−
−−−林−−−−飯塚−− −−山内−−−−児玉−−
−−−−−布施−−−−− −−−−−森−−−−−−
−−−−−福永−−−−− −−−−−大石−−−−−
滋賀県立野洲高等学校サッカー部 監督:植村尚矢
GK 52 福永蓮
FP 26 林昂希
FP 34 久保文哉
FP 39 飯塚理仁
FP 61 布施江樹
控え選手
GK 30 徳永カイオ
FP 28 植本昌孝
FP 32 マチウシ レナン
FP 40 上原一輝
FP 45 川添優馬
FP 47 川端築 (Cap.)
FP 53 前田晴司
藤井学園寒川高等学校サッカー部 監督:岡田勝
GK 12 大石直輝
FP 9 森健介
FP 14 児玉直樹 (Cap.)
FP 32 川西恭平
FP 34 小山内祐介
控え選手
GK 1 平見友壱
FP 4 田村歩美也
FP 6 村川翔太
FP 11 榊田尚也
FP 28 田中優暉
FP 30 小野征太郎
FP 37 山本和弥
開始すぐに寒川がロングボールと、ゴールクリアランスをほぼ全て野洲ゴール前に入れてくる割り切ったフットサルを仕掛けてくることがわかる。選手は止めて蹴る基本はしっかりしているが、派手なテクニックやフットサル的なパスワークは身につけていない。そういう状況下で自分たちに何ができて何ができないのかをよく考えたスタイルだと思う。おそらくこのチームはフットサルの練習はそれほど積んでいない。それだけに体育館サッカーなのだが、その土台のサッカー的な能力が高い。対する野洲は前日同様布施に対する依存度が高いフットサル。ただ引き気味の寒川を崩すだけの柔軟性は布施以外はない。残り13分48秒、寒川浮き球を榊田に入れて胸でトラップから反転左足ボレー、ゴールに突き刺さる。マンガみたいなゴール。場内唖然。勢いに乗った寒川は直後にも児玉がポスト直撃弾を放つなど押せ押せとなる。8分35秒、小山内が速攻から左ループ。0−2。8分03秒、ロングボールを児玉が競って落とし小山内ボレーで決めて0−3。残り2分51秒、野洲、久保が左から決めて1−3。1分51秒、寒川・川西が競って小山内が決める。1−4。0分30秒、寒川・児玉のポストプレーから小山内が決める。1−5。前半終了。
寒川はポストシュートを連発。野洲は飛び込んでくる相手を捕まえ切れない。寒川は自分と相手を分析して、大会期間中に最適解を見つけたのだと思う。見事だ。
後半開始時は野洲はゴレイロも変えて第2セットでスタート。ただし布施を使わざるを得ないところがらしいといえばらしい。川端は非常にテクニカルでアイディアのある好選手。観ていて楽しい選手。徳永は反応が素晴らしい。前半の寒川のシュートはゴレイロにはどうしようもないものばかりだったが、交代して流れを変えたいのだろう。
野洲
−−−−−−−−−−−−
−−−−−上原−−−−−
−−川端−−−−久保−−
−−−−−布施−−−−−
−−−−−徳永−−−−−
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08月31日(日)
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