ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382270hit]

■豊田国際 U−16日本代表−U−16メキシコ代表
豊田国際ユースサッカー最終日
U−16日本代表−U−16メキシコ代表
17時 豊田スタジアム ピッチ良 晴れ

日本           メキシコ
岩本−−−杉森−−−小川 −−−−−−−−−−−−
−−−藤川−−−−サイ− −−−−−−−−−−−−
−−−−−鈴木−−−−− −−−−−−−−−−−−
浦田−町田−−市丸−坂井 −−−−−−−−−−−−
−−−−−浦田−−−−− −−−−−−−−−−−−

日本
DF  2 岩本和希  97.04.07 ガンバ大阪ユース
MF  3 市丸瑞希  97.05.08 ガンバ大阪ユース
MF  4 鈴木徳真  97.03.12 前橋育英
DF  5 町田浩樹  97.08.25 鹿島アントラーズユース
MF  9 小川紘生  97.02.23 浦和レッドダイヤモンズユース
MF 10 サイ・ゴダード 97.04.02 トッテナム・ホットスパー
FW 11 杉森考起  97.04.05 名古屋グランパスU18
DF 12 坂井大将  97.01.18 大分トリニータU18
MF 13 藤川虎太朗 98.07.24 サガン鳥栖U15
DF 17 浦田樹   97.01.29 ジェフユナイテッド市原・千葉U18
GK 18 鶴田海人  98.04.16 ヴィッセル神戸伊丹U15

日本の布陣は0トップ。杉森がどんどん下がってきて受けて動きなおす。バルサのイメージ。小川と藤川はレフティー、ゴダードは自在に両足を使う。浦田も左利き。小川は右でためて中に切れ込むイメージ。鈴木は堅実。バックラインはビルドアップ能力を買われての起用。開始直後、杉森が受けてターン、左の藤川から、さらに左の岩本へ、フリーでのシュートは右に外れる。決定機。両者ポゼッションサッカーで見ていて面白い。町田はなかなかヘッド強い。というか市丸が弱くて、メキシコの足元に入ってもガンと当たれないしで、常にパスカットを狙うものの、1対1には弱く、専門性のなさが出てしまっている。坂井は体を張ったプレーを見せ、キャプテンを任されるだけの信頼感を感じるハートのあるプレー。34分メキシコPマスエル・メヒア→Qホセ・チャベス。36分、メキシコのバックラインからのフィードにQチャベスが外と見せて中に入って市丸のマークを外し、体を入れてブロック、GKとの1対1を決める。0−1。市丸はオフサイドを取りに行くのか迷い、マークミスしてしまった。完全に日本が支配してただけに惜しまれる失点。40分。日本、ゴダードにいいパスが出て打てたがパスを選択、カットされる。結局前半は0−1。

ハーフタイムでD町田→N中山雄太、P浦田→E阿部雅志、A岩本→M佐々木匠。しかし後半2分、今度は左CB阿部のマークがルーズでSBとの間のスペースで受けたJイアン・アレジャノが決めて0−2。6分、Iゴダード→O西本卓申。タイの元首相みたいな名前だな。日本の支配が続くが、後半はペースダウンで決定機が奪えない。19分、L藤川→R石川啓人。メキシコも巧みに時計を進める。結局2−0で終了。

ここの選手評を

GK 鶴田海人:適切なコーチング。失点はノーチャンス
DF 坂井大将:良くアップダウンし、戦った。ハートあふれるプレーぶりからは責任感が伝わった。
DF 市丸瑞希:DFとしての専門性のなさは致命的だった。ボランチとしてはすごい選手なのだが……。体もないし当たらないし。ビルドアップできるCBを求めるチームなのでCB起用だが、これで秋のU−17W杯は消えたな。
DF 町田浩樹:このチームにおける理想的なCB像を披露。つなぎは安定しているし、潰しも高さもあった。秋のU−17W杯に向けていい収穫になったのでは?
DF 浦田樹:タフにアップダウンを繰り返し、あまりクロスはあげなかったが深い位置でためを作りチャンスの起点となった。
MF 鈴木徳真:堅実・忠実だった。しかしアッと驚くプレーもなく、インパクトに欠けた。
MF サイ・ゴダード:途中から疲れきっていたが、足元が抜群にうまい。両足を駆使したキープは絶品。過去のアンダーエイジの代表でも屈指のうまさ。キックもいい。よほどのことがない限り、U−17W杯には呼ばれるだろう。ハーフだが、典型的な日本人顔。

[5]続きを読む

08月11日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る