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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラセン関西大会 芦屋SC−ラランジャ京都 フジタ−エストレラ姫路
この日近場で盛り上がるゲームといえば総体最終日がまず浮かぶ。残る1つの全国総体出場枠を賭けた感動的なゲームとなるだろう。しかしあえて別のゲームを選ぶ。きっと面白いゲームが観られるに違いない。これは「面白いゲーム」を第1の基準に観戦を続けてきた者の勘としか言えない。関西クラブユース選手権の会場・万博人工芝へ向かう。今年は公式サイトに選手名があり、確認する手間がなくていい。
関西大会はJユース4クラブがリーグ戦を行ない上位2クラブが全国へ、また下位2クラブがその他のクラブ・トーナメントの2位・3位とプレーオフを行ない勝者が全国へ進む方式。またトーナメント1位は全国へ。その3位決定戦と決勝が行われる。
芦屋SCといえば鍵本監督がまず浮かぶ。駒沢大時代には「プロ監督」と揶揄されながらも、代表経験者を含む桐蔭学園出身のプロ選手を大量に育成し、「桐蔭・駒沢時代」を築き上げた。桐蔭時代に有望視された選手をほとんど潰すことなく更に力を伸ばした名指導者として知られる。おそらく関西クラブユース関係者では最多のプロ選手を指導し、育成した方でもある。昨年はユース監督でもあったが、今年のベンチは若い方が指揮を取っている。
対するラランジャは現名古屋グランパスのTDとして活躍、中身には疑問も感じるがトルシエ批判(、というか嫌悪)など歯に衣着せぬ発言で知られる上田滋夢氏が代表を務めるクラブ。元ヒガシのカルテットの西政治も今年からスタッフ。こちらを見るのは2年ぶり。元京都府選抜などもいて全員が良く頑張るチームだった。監督の越智文啓氏はFAライセンスを持つ指導者。指示の声もイングランド流。
クラブユース選手権関西大会 3位決定戦 芦屋SC−ASラランジャ京都
6月6日(日)万博人工芝 13時 曇 弱風
芦屋 ラランジャ
−−−宮内−−原−−−− −−−−町−−濱田−−−
−−−−−武−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−小山−−則竹−−下原− 岡村−野瀬−−江口−松村
辻本−乙谷−−玉置−國信 山本−−南−−小林−溝口
−−−−−園田−−−−− −−−−−吉本−−−−−
芦屋SCは背番号が大きく11以下は2人しかいない。SBがどんどん上がりパスコースを増やすポゼッションサッカー。原(直接)か下原(クロス)がFK担当。
ラランジャは4バックが綺麗にラインを作り押し上げる。そういえば「押し上げろ〜」の意味の「プッシュアップ」よりも本場イングランドでは「スクィーズ」(押し出せ)が用いられるのを知ったのはラランジャのゲームだった。FWをいったんバイタルエリアから押し出す事が目的なのだから、スクィーズの方がニュアンスとしては正しいな。中盤もフラットで典型的なイングランドスタイル。江口がFK担当。
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06月06日(日)
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