ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生春季リーグ 第2節 立命大−大産大 関学大−甲南大

関西学生春季リーグ第2節 立命大−大産大
4月18日(日)萩谷 12時 ピッチ良 快晴 無風

立命大               大産大
−−−−関−−石田−−− −−−武藤−−須栗−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−権−−−−−−
高橋−−西−−間所−山崎 村治−−−黒岩−−−下田
阪田−水谷−−川堀−季− 松田−木田−−倉田−松井
−−−−−大塚−−−−− −−−−−中村−−−−−

立命大GK大塚(4年・立命館宇治)は175cmと小柄で俊敏なタイプ。CBは主将の水谷(4年・各務原・関西学生選抜)と、もしかすると水谷と正反対の性格かもしれない副将の川堀(4年・渋谷幕張)が組む。特に強さとか高さがあるわけでもないが息が良く合っている。左は身体能力の高い阪田(2年・平安)、右はファイター季(3年・大阪朝鮮)。中盤はフラット気味。セントラルMF西(3年・市船・関西学生選抜)と間所(4年・草津東)は前線やサイドに積極的に顔を出す。エース関(4年・久御山・関西学生選抜)は下がることが多い。FKは関が左足で蹴る。全体的に高さはなく、CBと阪田が強い程度。

大産大は登録上では4−3−3となっているが下田(3年・大産大高)は右のハーフ。左の村治(2年・北陽)より高いポジション。権(3年・大阪朝鮮)はトップ下。黒岩(2年・鹿実)が中盤をひとりでカバーすることが多い。選手の個性を尊重した結果このようなバランスになったのだろうか。DF陣の連携はかなり怪しい。

0分、立命大・山崎(3年・ヤーンレーゲンスブルク)の右クロスを石田(4年・向陽)ボレー外す。決定機。大産大は連携の甘さから自陣に危険なスペースが次々に生じる。5分、LBの松田(4年・熊本国府)の裏へ西が侵入し、グラウンダーで中の関へ、落ち着いて決める。立命大先制。8分、関、左サイドから中にドリブルしペナ外から左足アウトでシュート。弱い。11分、石田、正面18mシュートはバーを叩く。14分「シンプル」と声が掛かるが自陣で松田が無理に味方に繋げようとしてカットされ間所が石田へスルーパス、GK飛び出して防ぐ。大産大も18分武藤(3年・金光)が左から強引にドリブルシュート、決まったかと思ったがゴールキックの判定。ネットに穴が空いていた?謎。大産大はクロスのミスが多い。下田は必ずスピードを活かしたタテ突破を狙うがクロスが悪すぎた。27分、立命大SCK、関から高橋(2年・G大阪Y)、クロスに石田ヘッド、外す。決定機。力の差がはっきりしておりこの時点では立命大の勝利を疑っていなかった。しかし29分季がラフプレーでまさかの一発退場。立命大は山崎をRBに下げ、関が右サイドハーフに入る。一方大産大もベンチの指示で黒岩と村治のドイスボランチ、権が右で武藤が左のハーフ、下田と須栗(4年・久御山)の2トップに変更。両者ともチームがすぐには機能せず、私のメモにも10分以上何も書き込まれなかった。40分、バックパスを大産大GK中村(3年・北筑)がクリアミス、キックはあたり損ねてタッチ際の高橋の足元へ、これを左足ループで無人のゴールに決めて立命大追加点。大産大は攻め気を見せるが決定機を奪えず、逆にロスタイムにはカウンターから石田がDFとの1対1からシュートに行くシーンも生まれる。

公式記録では前半のシュート数7対0。18分の武藤のドリブルシュートはその前にファウルがあったということか。決定機数で5対0(1)。立命大の一方的な内容だった。
ハーフタイムで大産大・松井、村治→池田(3年・笠岡工)、信末(2年・笠岡工)。池田がRB、信末FWで下田が右のハーフ、武藤が左。権が前目のボランチ。FWは信末がポスト役。


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04月17日(土)
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