ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯1回戦 札幌大−桃山大  新潟大−流通経済大
年に一度全国の大学の強豪が関西に集まって行われる総理大臣杯。この貴重な機会を逃したくないので、休みを取った。この大会は地方のチーム優先で観ることにしており、ここ数年は高知大・仙台大・道都大あたりを主に観ている。今年は久しぶりの観戦となる札幌大、それに初出場の新潟大目当てで高槻総合スポーツセンターへ。

名門札幌大は外国人留学生を呼んだり、冬場の練習でのフットサルの導入など、革新的な手法を取り入れ、サッカー界のみならず日本のスポーツ界に大きな影響を与えたチームである。読売クラブと並んで日本にブラジル流のスタイルを導入したチームといっても過言ではないだろう。道内にライバルがいなかったこともあり、大臣杯やインカレではベスト4どまりだが、近年のコンサドーレの誕生や道都大の台頭など道内のレベルが格段に向上し、新たな黄金期を築けるか?



総理大臣杯 一回戦 桃山大−札幌大
7月7日(月)高槻SC 11時30分 ピッチ並 曇 並風

桃山大                札幌大
−−−川井−−森−−−− −多賀−−岡戸−−長谷−
−−−−−南茂−−−−− −−−−−斉藤−−−−−
−−大西−井上−柳田−− −−−伊藤−−圓明−−−
竹内−江添−−木村−重光 浅田−長谷川−河端−倉谷
−−−−−田中−−−−− −−−−−松本−−−−−

関西春季リーグ優勝・関西学生選手権準優勝の桃山大はベストメンバー。4バックを押し上げ、中盤から激しいプレスをかけてボールを奪い、サイド攻撃へ。江添(3年・玉野光南)と木村(1年・広島皆実)のCBは身体能力が高い。南茂(4年・清風)が組み立て、FKも蹴る。大西(3年・東福岡)は俊足。2トップは身体能力の高い長身CF川井とスピード・技術とも十分な関西得点王の森。

札幌大は3トップの攻撃的なスタイル。SBも高いポジションを取り、CBは数的不利に陥ることもあるが、高い能力でカバー。長谷川(2年・北海)177cm、河端(4年・青森山田)173cmと高さはないが、厳しい寄せ・激しいプレーでカバーする。ただ技術はイマイチでボールを持ったとき危なっかしいシーンも。LB浅田は正確な左足クロス・FKがある。10番・斉藤(3年・室蘭大谷)、圓明(4年・室蘭大谷)伊藤(3年・札幌Y)のインサイドは細かい技術があり、桃山大を中に寄せておいてウイングに出すのがひとつの形。3トップはスピードはそれほどでもないが、ドリブルシュートの形を持っている。


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07月07日(月)
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