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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラセン関西予選J組 C大阪−神戸 G大阪−京都
京都はやはり主力はF江川、I福岡、M上月、H服部だと思う。江川が守備が安定して運べてロングフィードを出せる選手。ただし上のレベルで180cmでやれるのかは疑問。I福岡は正確な技術とパスセンスに秀でた選手だが、CBの間にまで落ちてビルドアップするので、前線に決定的なパスは出せない。そして全体がスローテンポになる。支配率は凄いのだが。上月は左からタテ突破もカットインもあり、裏にも飛び出せる。スローテンポな京都にあって唯一加速できる選手。H服部は動き出しが良いがまるでボールが来ない。
さて立ち上がりから一方的に京都が回すが、とにかく遅い。ノーリスクでジャブしか撃たずにノックアクトする気でいるかのようである。8分、京都、M上月の突破からクロスはH服部へ、シュートはキャッチ。決定機。9分、京都I福岡のパスにH服部ポストで落としてP徳束シュートはブロック。18分、京都J山田がポストからM上月の左クロスは何とかカットして左CK。これはI福岡が担当。逸機。G大阪、D河井の高さが活きている。20分、京都M上月のロングはキャッチ。G大阪GKO王はなかなかのタレントではなかろうか?27分、京都I福岡のキープからG尾崎右クロスをH服部シュートは王がナイスセーブ。決定機。その右CK、浮いたボールをF江川ターンボレーはナイスセーブ。決定機。29分、G大阪M原田が左で突っかけJ足立が初シュート。京都はJ山田が得意のドリブルがなく、引くことも流れることもなく、工夫がみられない。技術もスピードもあるのだが、アイディアがないと上のレベルでは苦しい。京都P徳束がサイドチェンジ、M上月の左クロスにE杉田シュート、セーブ。左CK。これをファーでF江川ヘッドは上に外れる。47分、京都E杉田→C川崎。痛い負傷交代。結局前半は0−0で終了。
手元集計でシュート数2対6(4)、CK数0対3、GK数3対2、オフサイドなし、クロス数4対4、ファウル数1対3。いい位置でのフリーキックなし。
ハーフタイム、京都J山田→㉒川島。まあ機能していなかった。さて後半も京都が回す。49分、F江川のロングフィードにM上月が裏に飛び出す。GKと1対1。G大阪D河井はマークを捨てて上月を見るべきだった。しかしループを外す。超決定機。52分、京都P徳束→Q小宮。55分、京都のバックパスがM原田へ、左に出しA永山が難なく決める。1−0。これがフットボールというものだ。決めなきゃ決められる。京都はセンターバックに間に落ちる役割がC川崎になり、I福岡を上げる。やや京都のスピード感が増す。64分、I福岡からH服部へ。シュートはセーブ。決定機。左CKへ。この形が福岡と服部の形だ。65分、G大阪M原田→㉚食野。はっきり言って原田はエースだが、負担がかかりすぎていた。食野も決定的な仕事ができる選手。67分京都丁寧に繋ぎK岡崎シュート、上に外れる。68分、G大阪A永山→㉘岩瀬。回し続ける京都に対し2トップの負担が大きすぎるから。それにカウンターを狙う状況では永山は迫力がない。72分、G大阪J足立に遅延で警告。73分、G大阪㉘岩瀬ミドル弱い。決定機。京都もH服部ポストから㉒川島右シュートはサイドネット。決定機。77分、京都㉒川島→㉘中野。G大阪㉙福井→L國分。J足立→F丹羽。前からのプレスの圧を上げる狙いか。84分、G大阪G奥野→I岩本。変化をつけられる選手。前線を次々に代えた。85分、G大阪カウンター、D河井のフィードに㉘岩瀬が流し㉚食野が決める。2−0。86分、京都、A竹島、G尾崎→D井上、㉓木村。ロスタイム、G大阪N長尾→㉕高橋、P奥田→㉖藤永。ウーム、本当にG大阪はスタメンのMF、FWを全員代えてしまった。一方的に走らされたとはいえ、選手の大量交代可能ルールに頼るにはJアカデミーとしてどうなんだろう。結局2−0で試合終了。京都は加速しないまま終わった。
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05月20日(日)
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