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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラセン関西予選 京都−C大阪 G大阪−神戸(観戦記アップ)
神戸はバルサ式の0トップで両サイドバックが大きく上がりFWがポジションチェンジを多用して交互に前線を伺う。圧倒的な支配力である。G大阪は神戸に支配されることを前提に4−1−4−1に布陣を変更したのだろう。中村も燒リも前線から労を惜しまない守備に加え、守備センスがある。市丸を外してまで前線から追って自由なパスワークを許さない意図なのだろう。しかし神戸はたくみにチェックをかわし支配する。3:7くらいの支配率である。そして6分、39林田からM米澤へスルーパス、右足シュートは左に外れる。林田はバルサで言うメッシのポジションだが、周囲に遠慮気味で、ドリブルもあまりせず、狭いスペースで受けて引き付けて空いた味方につなぐプレーが多い。技術と判断力は凄いけど、もっと思い切って仕掛けないと、真ん中に陣取っている意味が薄れる。今後に期待だ。10分、神戸が左深くへロングボール、これをG大阪A永保と神戸34藤谷が空中で激しく競る。永保は顔面を打ち鼻血。藤谷は額を割った。永保はすぐ交代。鼻血が止まらないということは、鼻骨骨折?心配だ。藤谷は包帯をぐるぐる巻きで復帰。11分、G大阪A永保→27松岡秀平。14分、神戸I表原が仕掛けてDFに当たったこぼれを自らシュート、ワンタッチあって右上に外れる。決定機。右CKはH藤本が担当。そのカウンター、G大阪G小川が右で1対1、切り返して左足でクロスもカットされる。19分、G大阪I井手口のカット、左のD内田に預けてダッシュ、井手口が裏をとり左クロスはカットされ左CKへ。21分、G大阪カウンターでL燒リが1対1を仕掛けてシュートは弱く左に外れる。直後にもD内田が高速突破からクロスにJ中村シュートも枠外。24分、燒リが前線で受けて鋭いターンからシュート、右隅に飛ぶがセーブ。決定機。G大阪B和田は寄せ方が素晴らしいですね。身体の入れ方が上手い。するりと入れ替わって奪ってしまう。セットプレーでもいつの間にか相手のマーカーを外すのが上手だし、天性の才能ですね。ポゼッションの神戸とカウンターのG大阪という構図は変わらないが、この時間帯、神戸は後方でイージーなパスミスが増えてしまう。G大阪の前線がいい守備しているのが少しずつ効いてきた。28分G小川が中に入って持ち、右足アウトフロントパスで右のL燒リへ、1対1とタテに仕掛け、右パスを正面からF平尾シュート、左ポスト。決定機。29分、G大阪D内田の突破を神戸D伊井野が倒し警告。32分内田がまたも上がって左クロスをJ中村身体をひねってヘッドもバー。決定機。内田は相当な運動量。飛ばしすぎが心配。37分、G大阪スルーパスに中村抜け出しかけるがシュートはGK触る。超決定機。42分、神戸、またもイージーなパスミスから燒リがカット。45分、神戸ロングボール、裏取ったM米澤が右で切り返して左足に持ち替えペナ内でシュート、決まって0−1。結局前半は0−1。
前半はシュート数7(1)対4(2)、CK数3対1、GK数2対4、クロス数7対2、ファウル数4対6。神戸はパスを回させられていたのではなく、G大阪が懸命に守った上で支配していたのだが、途中から自滅に近い崩れ方。G大阪の前半の運動量は相当あったので、前半リードできなかったのは痛い。小川や平尾はどんどん仕掛けていたし、燒リは攻守に効いていた。神戸は前線が仕掛けなかったため、パスが詰まってしまった。
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05月18日(土)
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