ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権準決勝 作陽−福井工業大福井 大商−藤枝順心
10 千葉玲海菜 99/04/30 3年 162/50 リベルタ−ド磐城
19 金子麻優 01/11/05 1年 156/50 藤枝順心サッカークラブジュニアユースブルー
FW 8 青木なつみ 99/07/22 3年 164/56 伊賀フットボールクラブくノ一サテライト
11 今田紗良 00/03/24 3年 162/57 ひびきサッカースクールU−15
22 小原蘭菜 02/03/21 1年 158/50 豊田レディースフットボールクラブ
立ち上がりから藤枝順心が支配にかかる。マッチアップの関係でI千葉が余り気味になるし、意識して大商が奪いに行っても抜群のキープ力とターンで奪われない。間違いなくピッチ内で一番うまい選手である。そしてF並木は視野が広くR金子も上手い。大商のボランチが千葉に意識が行けばフリーになってパスを捌く。M森藤は正確な左足でクロスとロングフィードが素晴らしい。そしてJ今田が本来ならスピード豊かな突破が武器なのだろうが、大商A西垣内の守備が完璧で単純に前を向けないし、スペースも与えない。引いて受けても対応は完璧に近い。正直ここまでいい選手だとは思っていなかった。だからM森藤に戻さざるを得ない部分はある。㉒小原はスピードがイマイチだがテクニカルな突破とキープでA齋藤の上がりを促す。Q長江は完成度の高いCB。大商はやはり守備のチームで、I林かおるの堅実な守備とビルドアップ、正確な展開力。C林涼香も前から潰し、藤枝順心G青木に何もさせない。ボランチG林みのりも守備的な選手で展開力もあり、F高原、D日野の突破力を活かそうとするが、サイドで数的不利の為、タテの攻撃が多い。しかしボランチの押上げが足りず、つまり守備的なチームという以上に単純に今年のチームの地力では藤枝順心が上回る印象だ。
12分、藤枝順心、左FKJ今田にF並木ヘッドもファウル。14分、藤枝順心、左で作りI千葉カットインシュート、右隅はセーブ。決定機。その右CKF並木のキックにファーでB大村高いヘッドが決まり先制。0−1。22分、藤枝順心J今田がタメてA齋藤がフリーで右クロスもミス。大商はL竹井がセットプレー担当。右足。大商F高原バックパスを読んでいた藤枝順心I千葉がカット、ループは右上に外れる。決定機。大商はH水江が止められ続け、藤枝順心G青木も止められているので、CFがCBに対して劣勢が続く。45分、藤枝順心G青木の突破からシュートは正面。前半は0−1で終了。どちらにとっても楽な展開にはならない。一瞬でも気を緩められない展開である。
前半シュート数2(1)対4(3)、CK数1対2、GK数4対6、オフサイド数0対4、クロス数4対3、ファウル数7対2、FK数0対1。オフサイド数は大商学園がきっちりラインコントロールできている証左。ファウルが多いが警告はもらってないし、大商らしい守備が出来ているとも言える。
ハーフタイム、大商D日野→M井上愛未。大商の右サイドはずっと守勢で、攻撃の圧をあげることで逆に押し込む狙いか?47分(後半2分)、藤枝順心、ペナ左FK、I千葉(右足)M森藤(左足)が構え、千葉が入れるもクリア。雪が降ってくる。55分、G青木の右クロスにJ今田ミドルは正面。14分、藤枝順心、右からサイドチェンジ、大商A西垣内が前でカットに行くが処理ミスでJ今田に渡る。大商I林かおるとスピード差のあるミスマッチ、タテに行くと見せかけ、カットイン、右上に巻くシュートを決めて0−2。61分、大商H水江→P的場望杏。右ハーフに入り、M井上がFWに。攻めるしかなくなった大商の策か。67分、藤枝順心R金子のドリブルをファウルで止められ、左FK。I千葉とM森藤が構え、千葉のキックにG青木がニアに飛び込むが左に外れる。69分、大商L竹井→Q冨浪千里。左ハーフに。E藤原をCBに下げて能力の高いI林かおるをボランチに。最大限攻撃力を高めた布陣だろう。↓の通り。
大商
−−−高原−−井上−−−
−−−−−−−−−−−−
冨浪−林み−−林か−的場
根間−藤原−林涼A西垣内
−−−−−見矢@−−−−
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01月04日(木)
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