ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体奈良大会準々決勝 香芝−法隆寺国際 郡山−橿原
前半シュート数3(1)対1(0)、、CK数1対1、GK数7対4、オフサイドなし、クロス数1対4、ファウル数1対2、FKなし。互角のゲームはセットプレーで、というお約束通りの内容。
後半開始。37分(後半2分)、橿原9番左から突っ込みシュート、正面。39分、橿原2番から10番ドリブルからスルーパスは合わず。41分、橿原、左クロスに4番上手いヘッド、左上を襲うがキャッチ。上手いヘッドだったが、体勢が無理目だった。44分、郡山25番、左からクロス、中でシュートは上に外れる。45分、郡山、右CK、25番の左足、4番ループヘッド、上に外れる。決定機。48分、郡山、右グラウンダークロスに10番巧みなターンで前を向きシュート、決まって2−0。後半は橿原ペースもわずかなチャンスを決める。郡山は自陣からゆっくりショートパスを繋ぐチームらしく、距離感が短く、また守備時にもコンパクトなので橿原が支配を高めても守り切れる。郡山20番→21番、7番→3番。ポジションそのまま。51分、橿原19番→8番。18番の右CK、9番ボレーは上に外れる。橿原、11番→7番。52分、橿原ロングパスを4番シュートも正面弱い。郡山は前半攻撃的だった80番が後半は守備力でチームに貢献する。下級生のような背番号だが、堂々たるプレーぶり。10番は裏が狙えて足元にも収まるいい選手。劣勢でも攻勢でもクオリティーが高い。53分、郡山25番→17番。そのまま左ハーフ。25番はあれだけ正確なキックを持ちながら左クロスは1本だけだった。繋ぐ郡山のスタイルはあるが、突破がイマイチで、警戒を崩すだけの突破力がなかった。58分、橿原、またも10番仕掛けてスルーパスが9番へ、合わず。10番はスルーパスのセンス抜群だが、郡山が密集を保つので、通りにくい。61分、橿原9番→14番。左ハーフ。63分、郡山21番の右クロスに3番ヘッド、バー。決定機。押されている郡山だが、ゴール前でのクオリティーは高い。橿原6番→15番。郡山11番→22番。66分、橿原のGKのキックを郡山10番ブロック、ゴールライン割る。ゴールキック。71分、橿原7番の突破に15番ターンシュートは上に外れる。決定機。結局2−0で郡山が勝利した。
後半シュート数3(1)対11(7)、CK数1対1、GK数6対4、オフサイドなし、クロス数1対4、ファウル数4対2、FK数2対0。
後半は支配では橿原だったが、決定機ベースだと互角か。橿原は10番がうまくコントロールしたが、郡山のコンパクトな守備を破れず。互角な内容をセットプレーでモノにして、後半はよく耐えた郡山のゲーム運びの巧みさが、チームとしての伝統の差か?勝負強さばかりは伝統がなければ身につかないから。郡山は今年も確実に奈良の優勝候補であることを示した。橿原も力だけなら十分なのだが、リーグ戦でも思ったが、試合運びで敗れた。何か1度勢いに乗って奈良を制すれば、一気にブレイクする予感はあるのだが。
05月21日(土)
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