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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会1回戦 滝二ー奈良育英 初橋ー阪南大高
3 村瀬悠介 184/72 1年 セレッソ大阪U−15
MF 9 田中凌 170/63 3年 信太中
7 川崎雄一郎 176/70 3年 八尾大正FC
4 前田一樹 169/60 3年 千里丘FC
20 後藤大地 174/60 2年 ガンバ堺
FW 14 奥平翼 170/65 3年 ガンバ堺
10 高橋佳 171/64 3年 千里丘FC
初橋は長身の柳原が起点になり、ドリブラー末吉がかき回す意図があったと思われるが、柳原の高さが通じず、末吉のドリブルも潰される。G渡辺がタメを作れるのだが、プレーポジションが低すぎて、有効なパスは出ない。そもそも阪南大高の猛烈なプレスをかいくぐるパススピードがなく永見の左足ロングフィードに頼りすぎる。一方で守備力は十分通用している。奥平の得意のドリブルをよく封じ、決定機を作らせない。H柳原はタッチが柔らかく、体格を生かしたプレーというより、上手く周囲を使いたいタイプに見えるが、中盤と距離のある状態ではどうにもならない。7分、阪南大高H田中の右クロスをS後藤ヘッドも上に外れる。決定機。9分、初橋L山岡が右を突破鋭い、グラウンダークロスを送るも誰もいない。9分、初橋、S川中からI末吉が落としE高橋シュートもGKキャッチ。決定機。直後にもE高橋からI末吉が落としE高橋左クロスもGKキャッチ。14分、M奥平が加速してドリブルもA永見が一発で距離を縮めて仕留める。上手い守備。17分、初橋A永見が絶妙のロングフィードにH柳原抜け出して1対1もオフサイド。21分、初橋H柳原のスルーパスにS川中が仕掛けるが阪南大高A小松が一発で仕留める。22分、初橋G渡辺の右CKにC西岡ヘッドも上に外れる。初橋F川崎左パスもG渡辺中でトラップミス。30分、初橋I末吉仕掛けるが、阪南大高Q湯田が仕留める。阪南大高CB陣は大柄だがステップワークも見事でドリブラーにも強い。31分、初橋F川崎に警告。ラフ。34分、阪南大高左クロスに大外でI高橋とD岡本が競り合い、ここで謎のファウルの判定でPK。これをI高橋が真ん中上で決めた。0−1。前半終了。疑問の残るPK。前半は0−1で終了。
初橋目線で観てるから初橋押し気味に見えるかもしれないが、互角で双方チャンスの少ない渋いゲームです。守備は固いが、阪南大高はフォアチェックからのショートカウンターが機能せず、初橋は後方でのパスばかり。正直得点の気配がなかった。
ハーフタイムで阪南大高は両サイドハーフのサイドを逆にする。阪南大高はファウルが増えるが、初橋がゴール前に上げて、全部高さで跳ね返されるのだった。G渡辺の右FKにC西岡ヘッドも左に外れる。決定機。6分、阪南大高のクロスにE永田合わせるがGKセーブ、コボレはGKに初橋の選手がのしかかったため、決めるがファウルで取り消し。というか警告相当のファウルだった。。阪南大高C前田から初橋S川中カットもドリブルは止められる。9分、阪南大高H田中が左で1対1仕掛けるがC西岡カット。13分、初橋I末吉が豪快に突破するがGKキャッチ。16分、阪南大高両サイドのS後藤、H田中→O稲森文哉(1年 169/64 千里丘FC)、㉔熹ィ亮祐(2年 176/62 長野FC)。阪南GKに初橋H柳原が故意にぶつかり警告。20分、M奥平→P徳綱勇晟(1年 171/63 ガンバ大阪)運動量を戻して、ゲームを締めにかかる。結局初橋は以降チャンスらしいチャンスを作れない。阪南大高が安定した試合運びで0−1で逃げ切った。
試合内容からすればスコアレスドローが妥当な結果だと思う。初橋はA永見だけでなく、GK立川もCBC西岡も固かった。G渡辺は安定していた。しかし攻撃面は厳しかった。渡辺が高いポジションを取れればいいのだろうが。2トップが孤立していたし、チームとして分厚い攻撃ができなければ厳しい。守備は確実に全国レベルだが。その守備も阪南大高には一歩譲る。組織力は高いが、個人で止める点で永見は傑出していたが、両サイドとか守備面では不安だと思った。全国大会で連戦に耐える体力はあるけど、得点できないと苦しいですよ。阪南大高は全国でもトップクラス。一つの目安ができたのではないだろうか?
06月21日(土)
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