ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380341hit]
■高校総体大阪予選決勝リーグ第2日 履正社−阪南大高 近大附−金光
シュート数2(2)対2(1)クロス数7対5。金光のサッカーは個人能力で上回ることが前提のサッカーなのでサイドが突破できないと薄い攻めになってしまう。守備も高くて能力の高い3番の個人能力などに頼っている。4番もいいCB。しかし組織力がきっちり整備されていないし、だからといって個人能力を育てるサッカーでもないし、運動力に頼ったサッカーでは鍛えられている近大附相手には厳しい。主将の10番は引き球を多用してキープし、巧みなターンでマーカーを外すが、相手も徹底マークしていて機能不全。11分、金光C羽田のフィードにI盛田ペナ内に突っ込んで倒れるがPKならず。まあ明らかにPKではなかろう。Nシンカは右利きで左クロスが上げられず、右足キックも精度を欠いた。近大附L川上、O辰巳→J(FW)、S(トップ下)。15分、浮き球を近大附E
京井がハーフボレー、右上。決定機。金光C羽田は上半身が強くロングスローを放り込む。また自陣FKはNシンカが全部ゴール前に入れてくる。しかし近大附も甘くなく、全部跳ね返す。18分、近大附、右80度30mFK、F下田が右FKも足攣っているっぽくミス。更に突破倒しF下田に警告。近大附G→24。19分、金光NシンカのロングスローのこぼれをI盛田ボレーも正面。決定機。24分、金光FのFKをI盛田落としJ山田へ、しかしGKキャッチ。近大附も右放り込みにI落としJの前へ、クリア。決定機。残り時間は金光は左ならNシンカ、右ならC羽田が全部ロングスローや放り込み。しかし実らず。31分、近大附N→A、金光E→Q(市丸)34分、金光Fショウドウに警告。カウンターを故意に止める。結局1−0でタイムアップ。双方創造性に欠けた試合だったが、パワーに優る近大附が中でこらえた。金光は個々の能力は高いのに。どうしてこうも一本調子になるのか。I盛田が封じられるとどうにもならなかった。
近大附は勝ち点4で最終戦が既に全国行きの消えた履正社だから、勝つ公算が高い。結果は引き分けだったが、案の定突破。金光は阪南大高相手に引き分けでもダメで、結局引き分けてしまい、近大附と阪南大高が予選を突破した。
近大附は全国では吉野竜などの中心選手が怪我から復帰してくる。体力を消耗するサッカーだから夏場の連戦は厳しいと思うが、どこまで戦えるか。阪南大高は奥平以外目立つ選手はいないが、組織力は現段階でずば抜けているので期待度大。どこが相手でも戦えるでしょう。
06月01日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る