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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミア第3節 C大阪−東福岡
後半2分、C大阪38堀江の右クロスをH大津が落としF金が左足ミドル、左上に外れる。決定機。6分、ヒガシ、カウンターで攻撃3人、C大阪のDF2人の大チャンス、パスミスで逸機。ヒガシK武田は良く声を出してバックラインを統率。57分、C大阪F金に警告。ラフ。足裏タックル。59分ヒガシ21赤木→J藤本拓臣。なかなかキレのあるドリブラー。62分、C大阪H大津がキープしてS岸本シュート、上に外れる。直後にF金→24前川大河が左ハーフに入り、L阪本は右に回る。67分C大阪、24前川が右に現われ、サイドチェンジを受け、右からタテに深く切れ込みマイナスのクロス、ファーでヒガシがオウンゴール。2−3。前川の突破力が招いたゴール。69分、C大阪S岸本の突破を倒し、ヒガシK武田に警告。左70度20mFKを丸岡と大津が構えるがミスキック。72分、C大阪、24前川の左CKをH大津が競ってこぼれをG丸岡がシュート、上に外れる。決定機。この時間帯になるとすっかり形勢は逆転する。風上に立ったはずのC大阪だが風は弱くなる。しかし落ち着いてボールを大きく動かし、ヒガシを振り回す。ヒガシは敵陣でのセットプレーが取れなくなり、運動量も落ち、焦りの色が出てくる。とはいえ百戦錬磨の強豪校だけにファウルで流れを断ったり、大きくタッチに蹴り出したりとゲームの運び方は流石である。常に冷静にしようとする努力が見られる。スタンドは当然ホームのC大阪びいきなのだが、そういうヒガシのゲーム運びにイライラが募り、C大阪としてもいい雰囲気ではない。73分、ヒガシ、Q中島→28小笠原佳祐。77分、ヒガシGK@中西がペナ内で10秒以上ボールを持ちすぎ、オーバータイムでファウルを取られる。その直後すぐに間接FKをしたいC大阪の選手が近づくとボールを蹴り出し、当然警告。ペナ内12m間接FKはずらしたボールをG丸岡が狙うもカベ。79分、C大阪の左クロスをH大津ヘッド。痛む。前川はこの時間帯突破を繰り返す。高槻myd出身なので嬉しい。C大阪は直後にも38堀江が右で切り返し左足で右クロスをL阪本ヘッド、セーブされる。決定機。直後にヒガシも左クロスをJ藤本がダイレクトで右隅へ、C大阪GK22齋藤がナイスセーブ。84分、C大阪H大津→K高田和弥。86分38堀江→P北野達也。87分、ヒガシF池辺→O坂上正幸。88分、O温井C大阪→N勝田一秀(188cm)。無論パワープレー狙いである。しかし及ばずヒガシが2−3で逃げ切った。

この日はヒガシのほうが一枚上手だった。C大阪は齋藤が好セーブを何度か見せていたし、セットプレーでの2失点とはいえ、完全に高さで負けていた。当たり前も目立った。下級生主体のチームで前半好調だったヒガシを後半追い詰めたことを評価すべき内容。前半の内に大きな展開ができればよかったのだろうが、中盤を制圧されていたので難しかっただろう。DF陣が守勢に弱いのが痛かった。特に両サイドバックは攻撃面に持ち味がある選手なので、ヒガシ得意のサイド攻撃に晒されて苦しかっただろう。ヒガシは熊本、松田、阿部、中島など役者がそろい、サブの藤本も良かった。97年度一年間不敗の三冠チームには失礼だが、正直もっと落ちるチームだと思っていた。普通に強いですね。この日のプレーを続けられれば残留の可能性は高いと思いました。

公式記録

04月21日(日)
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