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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西1部最終節 大阪桐蔭−神戸
後半のシュート数は3対3.CK数3対3、GK数1対2、クロス数5対3、ファウル数8対3。後半は2失点後必死に桐蔭が頑張ったが、決定機を奪えず、神戸が逃げ切った。神戸は100パーセント力を出し切った勝利だったと思う。体力的にきつかったはずだが、よく耐えた。
試合終了後の挨拶で主将の山田が「このプリンスリーグで一つ分かったことがあります」と言い出し、サポーターが「おっ」というと、続けて「ヴィッセルで一番上手いのは山田真己人ということです」といって笑いを取った。
試合後表彰式があり、最優秀選手には神戸の松村が選ばれた。昨年の京都の駒井を思わせるドリブラー。パスも出せて、トップ下で生きるタイプ。駒井のようにプレーの幅が広がれば面白いと思う。
さて来期の話だが、神戸は九州の優勝チームとプレミア昇格のプレーオフを戦う。来期は1部が10チームに拡大されるので、降格チームはなし。2部からは優勝の近大附と2位東山が昇格し、3位の洛北は神戸がプレミアに上がれば昇格する。2部残留4位奈良育英、5位草津東、6位関大一が確定、7位神国大附が神戸の結果次第、8位以下は降格が確定である。
私は関西の高校サッカーにおいて、ベスト4のレベルが一番高いのが滋賀、レベルが高く層も厚いのが京都、層は厚いがレベルがイマイチなのが大阪、ということを何度も言ってきた。今年の滋賀勢は期待したほどではなかったし、さっぱりだった野洲がインターハイに出ている。草津東も1部昇格ならなかった。そういうわけで選手権予選は綾羽などの新興勢力に期待している。京都は好調だったが、まだまだ強いチームはある。奈良と和歌山については選手権予選に足を運びたい。昨年は奈良決勝がスペランツァ高槻の入れ替え戦に重なり、和歌山準決勝よりも平城京遷都1300年祭を優先し、観にいけなかった。いまのところ奈良準決勝には足を運ぶつもりだ。育英と一条の2強以外も確認したい。
今年の関西勢はレベルが高いと思う。京都とセレッソはプレミアで上位につけているし、プリンス1部の6位までは全国制覇も十分狙える。他のチームにもチャンスがある。昨年の久御山のように、新人戦で、化けるかも、と直感して、予選決勝で強さを確認して、本大会でブレイクしたチームもある。高校生は秋に伸びる。9月は観戦疲れを防ぐため、あえて観戦数を抑えた。全ては実りの秋のためだ。そういうわけで、11月を楽しみにしようと思う。
公式記録
09月24日(土)
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