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サッカー観戦日記
by T.K.
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■ナイキカップ関西大会 第1日
得意のドリブルを仕掛ける高田FC。しかし岩出FC戦と異なり簡単に相手をかわせず、またかわせてもしつこくフレスカの選手は追いすがる。アタッキングエリアではほとんど抜けず、体を入れたフレスカの選手に対するオフェンスファウルが増えていく。6分、フレスカのスルーパスをGK飛び出してクリアするがミス、15番が落ち着いてループシュートを決めてフレスカが先制。徐々にハーフコートマッチの様相を呈する。フレスカはボールを奪えばそのままの勢いで前線に駆け上がりシュートチャンスを作る形が多い。0−1というスコア以上にフレスカが前半を圧倒。やや力の差があった。
後半も0分、左CKを15番が落とし18番シュート、GKセーブ。2分、15番のシュートが右上を襲うがGK好セーブ。序盤からフレスカの猛攻が続く。しかし高田FCのGKが好セーブを連発し実に7回の決定機を無失点で凌ぐ。しかし22分6番のスルーパスに抜け出した15番が左隅に流し込み決定的な2点目となって勝負あり。恐ろしく対照的なチーム同士のゲームだった。
ナイキカップ関西大会 グループリーグ 甲南中−C大阪
3月13日(土)万博人工芝 13時50分 晴 並風
甲南中 セレッソ大阪
−−−十番−−三番−−− −−−−辻−−福本−−−
−−−−−−−−−−−− 丸橋−−−−−−−−金井
六番−十二−−七番−十一 −−−六番−−山口−−−
十五−五番−−二番−十七 吉田−−畑−−五番−十九
−−−−−十六−−−−− −−−−−大和−−−−−
京都が2試合で勝ち点4を獲得し、すでに敗退が決まっているC大阪はリラックスムード。対する甲南中は勝つだけでなく得失点差・総得点も問題となる。とりあえず勝てば京都と並ぶ。また休みが1時間の甲南中と3時間のC大阪ではコンディションの差も出てくるだろう。
序盤からC大阪が押し込みシュートチャンスを迎える。甲南中はゴールキックが増えるわけだが、その際「カットバセ〜中辻」とまるで野球のような声援がGK中辻君に送られるのだった。また声援に応えて中辻君のキックも良く飛ぶ。C大阪の決定機は序盤に1回のみ。18分、甲南中ハイボールを10番がフリーの3番に落とす超決定機もシュートを躊躇し、遅れたシュートはGK大和君がセーブ。20分、C大阪山口君が左に展開し丸橋君がダイレクトスルーパスを辻君シュート、GKセーブ。前半はC大阪押し気味で終了。
後半甲南中はLHに小柄な左利きのドリブラー14番を投入。5分甲南中左CKを10番が落とし12番シュートは上に外れる。この際タッチライン際まで思わず飛び出した控え部員にレフェリー注意を与える(笑)。10分辺りまでややC大阪押し気味。ここで甲南中はどんどん攻撃的な選手交代を行い、警告を受けた14番を下げた以外は全てより攻撃的な選手を投入。終盤にはFWの3番が左SBに入っていた。しかしC大阪のボール支配は変わらず。チャンスもC大阪のほうが多かった。22分右クロスを丸橋君が決めてC大阪先制。ロスタイムには全員攻撃に出る甲南中の裏に辻君が抜け出し、GKとの1対1を決めて0−2でC大阪が勝利した。
結局グループ最下位となった甲南中だが、無茶苦茶強い、という印象が残る。このまま選手達が伸びれば来年の近畿中学総体には優勝候補の大本命になるのではないか。
03月13日(土)
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