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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ第7節 関学大−大院大 同大−近畿大
後半は大院大が攻勢に出る。北原の突破で得たFKで利川から星野がヘッド、GK水田好セーブ。続くCKのこぼれを林田が狙うが左に外れる。3分、関学大・古家が裏に飛び出し突破を図るが、DF必死にカバー。8分関学大・佐伯の右クロスに岡野ヘッド、丸谷も体を寄せて防ぐ。9分亀ケ渕が右をスルスルと突破し、中の古家へ、トラップしている間にDFが入りシュート打てず。大院大は前半にはなかったロングボールを使い、笹垣の頭に合わせてこぼれを楠が狙う。笹垣は山口・山本との空中戦で優位に立つが、楠にはあまりつながらない。20分、関学大・上貝競り負けたあと吠える(笑)。すごい迫力。21分、関学大・橋本の右クロスが亀ケ渕に通るがトラップミスでシュートならず。直後の大院大のカウンター秋丸のクロスがフリーの笹垣へ、しかし高さが届かず。27分大院大・利川→佐々木(3年・塩釜FC)、楠→石櫃(2年・大阪学院)。ロングボール狙いとなって利川は消えていた。細かい局面打開を得意とする利川より柔らかく正確なミドルパスを持つ佐々木ということか。楠の交代も予想通り。28分、大院大右CK、入ったばかりの佐々木から丸谷の高いヘッドが決まり3−2となる。関学大は自陣を固めるが、空中戦に競り負けるシーンが目立つ。30分、関学大・橋本がFKを放り込み、GK吉武へ。ボールが濡れているため前半から安全第一でパンチングを多用した吉武だが、キャッチにいって溢す。なんとかクリア。関学大・亀ケ渕→岸田。大院大・秋丸→樋口。33分、大院大・北原の右クロスに笹垣がニアに飛び込むが、シュートは枠に飛ばず。35分、大院大のクリアボールがペナ内で北原の手に当たるが、判定はノーファウル。手を利用していないのだから当然だが、関学応援席からはいっせいに抗議の声が上がる一方でOBは何の反応も見せない(笑)。39分関学・古家→小松、鈴木貴→奥野。前線を入れ替えてフォアチェックを徹底する狙いか?大院大も橋垣戸を前線に上げてパワープレーを狙うべきなのだが・・・・・・。40分、大院大・佐々木がペナ外左30度から右スミ狙うが外れる。42分にはペナ少し外から佐々木が狙うが上に外れる。関学も43分カウンターから奥野の思い切ったシュートがバー直撃。ロスタイムには関学・水田がパントキックをミスし、ペナ少し外からFKを佐々木が狙うがカベに当たりタイムアップ。関学大がなんとか3−2のまま逃げ切った。

関学は苦しいゲームだったが貴重な勝ち点3を積み上げ、残留争いから抜け出し、インカレ出場へ一歩前進した。守勢に回ったときの弱さ、クロスへの対応はあいかわらずだったが、アウェイのピッチを味方につけた適応力はさすがだ。個々の能力はやはり高い。

大院大は失点以外にも集中が切れるシーンがあった。利川や笹垣が3m前の相手へのスローインをただ見ているシーンもあった。ピッチ内でのコミュニケーションも足りない。笹垣・楠・佐々木・利川の意思疎通がない限り得点力は期待できそうもない。大院大は残留争いでもう後がない。残る2試合は不調の8位立命大と最下位同大でライバルを直接叩いて残留を決めたい。連勝すればインカレの可能性も十分ある。

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続く第2試合は開幕5連敗を喫し前節ようやく初勝利を挙げた同大と、下位に低迷する近大の対決である。近大は残留を確実にするためにも同大をしっかり叩いておきたい。同大はもう後がない。


関西学生リーグ 第7節 同大−近畿大
10月13日(祝)大院大千里山G 14時15分 ピッチ悪 曇 並風

同大                近畿大
−−−中村−−田原−−− −−−片山−−浅野−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
深澤−増田−−黒河−橋爪 石橋−尾内−−木藤−近江
田村−田中−−大庭−富田 柿田−江本−佐々木−阿部
−−−−−橋田−−−−− −−−−−土田−−−−−

同大は中盤、最終ラインともフラット。LB田村は守備的でRB富田は良く上がる。が生かされない。中盤両サイドはドリブラー。増田がやや守備的で黒河が長短のパスで組み立てる。FK担当。身体能力の高い中村がポスト役。


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10月13日(月)
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