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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿国体少年男子 大阪−和歌山 兵庫−京都
兵庫のスタメンは怪しい、というか放送とプログラムは少しずれていた気がする。例年通りオールスター型の兵庫選抜はスタメンの所属が実に7チーム。ベンチ入り20人が14チームに所属している。中盤はダイアモンド型で新井(滝二)も関(弘陵)も攻撃的な選手。瀧原(滝二)、がポスト、大谷(御影工)が裏を狙う。京都はサンガを軸に高体連が脇を固める。ボランチは永田(京都S)が攻撃的、佐藤(伏見工)が守備的。トップ下藤本(成美)がゲームを作る。
開始3分、中に入った新井から瀧原へスルーパスが通り、あっさり兵庫先制。開始から大谷がキレキレで京都守備陣をかき回す。5分にはその大谷のグラウンダークロスを稲田が力強く決め2点目。和歌山と比べ兵庫の連携はよい。もともと滝二は組織力に秀でたチームではないが、滝二単独チームと比べ、組織・連携で極端に落ちることもなく、しかも個々の能力で上回り、滝二単独チームを上回るなかなか強力なチームに仕上がっているようだ。稲田もヒールなどトリッキーなプレーを混ぜつつFWとからんでマンマークの京都守備陣を混乱させる。京都も藤本がアウトフロントなど多彩なキックでパスを捌くが、FWに納まらず、決定機を奪えない。13分、新井のクロスを瀧原強シュート、横井がっちりキャッチ。池島(宝塚)は力強い守備で永田にも当たり負けせず、展開力もあり、ロングシュートも武器。20分、永田の左からのFKにファーで今井が合わせるがポスト直撃。このプレーで京都もよくなる。藤本を囮に永田がゲームを作り、サイド攻撃が機能する。この時間帯坂口と10番のRB西谷(津名)の対峙するシーンが多い。31分ケガで京都・今井→森(北稜)。残り5分は兵庫優勢の攻め合いで終了。
面白いゲーム。特に兵庫は素晴しい。昨年は国体本番に出場できなかったが、今年は個々の能力の高さがチーム力に反映されている。単独チームのほうが強そうな大阪や和歌山と比べて、数段魅力的だ。力強い池島や攻撃センス、スピードのある西谷など初めて見た選手も凄かった。本番が楽しみだ。京都もいい。
このまま観ていたかったが、実はちょっとした用事があって前半だけで帰宅しなければならないのだ。100円ショップでビールとチューハイ500ml缶を5本買い、日本古来の伝統に則りビールを飲んでお盆に先祖を偲ぶのだった。
08月15日(金)
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