ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権3回戦 作陽学園−柳ヶ浦
作陽学園の前所属記載なしはクラブチーム登録のBチーム、SolfioreFC作陽出身。スタメンにはBチーム登録歴のない、入学してAチームしか経験してない選手が多いのもこのチームの特徴だ。

女子サッカーあるあるだが、体格データの項目、身長はあっても体重は書いてない。女性への配慮からこうなったのだろうが、アスリートとして考えた時には体重は重要なデータだ。スポーツのプログラムには体重は不可欠だと思うのだが……。決めた人は女性への配慮が強すぎるタイプ?現場からのオーダーなのかもしれないし、現場の判断はリスペクトせねばならんが、残念だ。

作陽学園
九番十四
十七八番七番二四
十番三番二番四番
一番

柳ヶ浦
十一十四
十七二番八番二五
六番五番四番九番
十二

柳ヶ浦の体格データをよく見てほしい。右センターバックC伊藤は174センチ、相方のD大下も168センチ、ボランチA山崎は170センチだ。伊藤はまだ伸び盛りか、バランスに欠ける感はあったが、身体能力はさらに伸びるだろう。彼女たちは技術的にはそれほどでもないが、サイドバックをカバーすると簡単に蹴り出し、難しいパスは出さず、簡単にプレーする。A山崎はボールによく絡み、回収力が素晴らしい。チームの肝。柳ヶ浦は全体として技術はそれほどでもないが、フィジカルは今までの国内サッカーのレベルを超えている。私は技術重視で繋ぐスタイルが好みだが、長身を生かしたロングボールスタイルも否定したりはしない。日本ではそういうスタイルが少なかっただけに、柳ヶ浦のフットボールは絶対に必要だろう。なでしこリーグ伊賀入りするセンターフォワードJ松田はポストがよく収まる選手で、パワーを生かした運ぶドリブルもできる。柳ヶ浦のスローインは手前に受けに来る選手がバックヘッドで逸らし、J松田が納めるやり方。P門馬はカットインと右足セットプレーが武器。チーム全体としては守備から入り、相手をよく研究してパスを寸断し、ロングボールなら跳ね返せる、という考え方。フォアチェックもする時間帯と待つ時間帯を使い分けている。
作陽学園は左センターバックB藤井は好選手。彼女がいたから耐えられた。フォワードM西田は身体の使い方が上手い。サイズはないけど、柳ヶ浦センターバック陣はミスしないことを心がけていて、寄せ方だとか守備技術は甘いので、ボールを持てた。

さて、後方が強いチーム同士の対決は0−0のまま終わり、引き分けてPK戦へ。8人目に突入して柳ヶ浦が準々決勝進出を決めた。

柳ヶ浦の方が強かったが、作陽がよく耐えた。作陽が勝ち上がるとしたらPK戦しかなかっただろう。

01月03日(土)
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