ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■JFL 奈良−八戸
中盤の支配が一気に高まり、攻勢を握る。63分、M村瀬の右CKにQ横野が恐ろしく高いヘッド。1−1。69分、㊵金久保の左フリーキック、こぼれを㊴森本蹴り込み2−1。38分、㊵金久保の左クロスにQ横野が落して回り込んだ金久保が右シュート、決まって3−1で奈良が勝利した。

はっきり言って采配が明確に勝敗を分けた。両者フォーメーション変更で流れが変わった。これを持って監督の差というわけではないが、この日は葛野監督は裏目に出て、薩川監督は上手くいった。これはシーズンが終わってみれば結果的に大一番だった、ということになりかねないゲームだった。八戸にとってはショッキングな負け、奈良にとっては勢いに乗る勝ちだった。薩川監督と言う人はいつもそこそこのチームを作る人で、決して崩れず団結もするがイマイチパンチの足りないチームになる。これからプロ意識を叩き込む奈良クラブという存在には適したタイプだろうし、J黎明期なら名将と呼ばれたタイプだ。しかしそろそろ化けてほしいところ。葛野監督はライバルの青森から獲得した監督で、ライバルの戦力を削ぎつつ、八戸の強化を図る合理的な策である。とにかくこの窮地を素早く立て直すことだ。


公式記録


帰りは近鉄奈良駅の大仏プリンで「白い鹿のプリン」を買った。日持ちしないけど、奈良に来たら大仏プリンは定番だし、お勧めです。この日は観戦・交通費より飲食費のほうがずっとかかった。鹿煎餅も含め……。

03月25日(日)
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