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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体奈良大会準々決勝 奈良育英−一条 奈良学園−五條(5月21日)
後半開始。ハーフタイムでペースを一旦落とすチームも多い中、両者は入りが抜群の良く、やはりハイペースで飛ばす。40分、奈良育英9番→13番。そのまま右ハーフ。奈良育英左クロスに8番詰めるが一条クリア。激しい潰し合いが続き、両者形が作れない、47分、奈良育英11番、左クロスも一条、中でカット。一条も速攻から11番、左クロス、カット。48分、奈良育英、左CK、ゴールライン割る。50分、一条2番の左足ロングフィード、18番左を抜けてシュート、外れる。決定機。ワンタッチあり、右CK、7番右足のこぼれを6番ミドル、外れる。決定機。給水タイムを挟み、相変わらず両者プレスを掛け続けるが、精度が落ちてきた。具体的には奈良育英の2トップが落ちていないが、中盤が徐々に一条に押され始める。53分、奈良育英11番→7番。そのまま左ハーフ。奈良育英は3番が戦術上のカギだし、8番はカウンターに不可欠なので、変えるとしたら両サイドしかないだろう。11番は脅威のアップダウンだった。2トップは一条の2CBをチェックしなければならないので、サイドハーフは一条サイドバックにプレスを掛けつつ、プレスをかいくぐられれば、引かなければならないので特に負担が大きいのだ。サイド攻撃の主役でもあるし、奈良育英はあえて運動量を均等に分担させず、サイドを代えるチーム作りに見える。56分、一条、タテに入れて11番好トラップから10番へ、シュートは上に外れる。決定機。57分、一条8番→24番。右サイドバックに入り、3番が右ハーフに。58分、一条4番→14番。奈良育英は全くシュートに行けない。そして60分、一条、中盤で仕掛けて倒され、左70度35mFK、距離があるが5番のFKが右隅に突き刺さる。プレスで5番のロングフィードは消せてもFKばかりは防げなかった。奈良育英の先制点も滅多に決まらないスーパーゴールなのでお互いさまというか。63分、一条攻め込むがオフェンスファウル。奈良育英10番に警告。ラフ。69分、奈良育英13番→25番。交代選手の交代。一条、18番→9番。70分、一条、右CK、7番の右足はファーで合わず。結局後半は1−1で終了。」延長へ。いくら何でも限界に近いと思うが、PK戦は残酷なので、私は延長のほうがいいと思う。
後半シュート数0対4(3)、CK数1対1、GK数6対2、オフサイド数0対1、クロス数5対4、ファウル数7対5、FK数0対1。後半は一条の中盤が生きだした。
10分ハーフの延長。両者めっきり運動量が落ちる。こうなると一条のビルドアップが生き始める。特に2番の正確な左足ロングフィードが脅威になる。4分、カウンター一条14番から9番左クロス、カットで左CKに。逸機。終了間際24番の右クロスを奈良育英左CKに逃げる、しかし7番のキックに2番落とし誰か?ボレーが突き刺さり、1−2。
延長後半、一条カウンター、10番シュートは正面。CKへ。5分、一条7番が上がり切り返し左足シュートは上に外れる。10分、一条、タテパスに11番1対1を流し込み1−3。結局一条が勝ちベスト4に進んだ。70分間では互角だったが、延長では一条により力が残っていた。奈良育英は気合のあまり飛ばし過ぎた印象があった。とは言え、まさに限界での死闘だった。
第4試合は奈良学園がリーグ戦不参加ながらコンスタントの県内のトーナメント上位に勝ち上がる強豪校である。対する五條は奈良県1部リーグ4位につける強豪で、コンスタントに全国を狙える強豪校である。
高校総体奈良大会準々決勝
奈良学園−五條
5月21日 15時 五條市上野公園多目的グラウンド 晴 人工芝
奈良学園 五條
−−−七番−−九番−−− −−−九九−−五八−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
十三−八番−−五番−二番 五三−五四−−五五−七五
十二−十番−−三番−十一 十七−五七−−三九−四六
−−−−−三一−−−−− −−−−−七一−−−−−
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05月23日(月)
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