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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体奈良大会準々決勝 香芝−法隆寺国際 郡山−橿原
後半立ち上がり、香芝1ボランチ7番が持ち上がり仕掛けるシーンが散見され、攻撃的意識を見せつけるためか、気迫かと思ったが、焦っているようにもみえ、まだ攻めあがる時間帯ではないと思った。また9番もカットインから裏へのパスを多用するが11番に合ってない。しかし45分(後半10分)、16番のミドル、GK触るがこぼれを快速11番が素早い反応で流し込む。2−1。50分、法隆寺国際11番→6番。11番はよく走った。香芝のサイド攻撃を封じる大活躍だが、攻撃面が弱くなっていた。52分、香芝、カウンターから8番、中央突破、右に外れる。決定機。54分、香芝、右CK7番の右足をクリア。55分、香芝10番→23番。カウンター狙い法隆寺国際とすれば、」チーム1のキック精度の8番を左ハーフにおいてクロッサーとして9番を活かせれば、とは思うが、そうなると中央の守備が格段に弱くなってしまう。香芝のインサイドが強力だけに、そこまでギャンブルしづらい。8番は読みもよくカットも多いし。63分、香芝18番→13番。FW。長身。バックラインを削ってきた。67分、香芝8番鋭いドリブルから16番右クロス、23番流し込む。3−1。法隆寺国際はやむなくバランスを崩し、スペースを与えていたので仕方ない。香芝。?→18番、9番→19番。69分、香芝16番に警告。距離不足。結局3−1で香芝が勝利した。
シュート数6(2)対1、CK数3対1、GKすう1対7、オフサイドなし、クロス数3対1、ファウル数4対10、FK数1対1。
香芝は層が厚かった。3番を中心に声も出ていたし、全体に穴がなく順当な勝利。ただし法隆寺国際もしっかりしたゲームプランで終盤まで食らいついた。2ポストにしてからも8番を左サイドに回せなかったボランチの層の薄さが響いて、単純にクロスを上げられなかった。とは言えいい内容だったと思います。
第2試合はここのところ奈良の代表校争いに大きく絡む郡山と、それに準じるレベルの橿原である。ともに奈良県一部リーグ。
高校総体奈良大会準々決勝
郡山−橿原
5月21日 11時15分 五條市上野公園多目的グラウンド 晴 人工芝
郡山 橿原
−−−十番−−十八−−− −−−−−四番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−十九−−−−−
二五−八十−−七番−十一 九番−十番−−十八−十一
四番−五番−−八番−二十 六番−五番−−三番−二番
−−−−−十二−−−−− −−−−−一番−−−−−
橿原ベンチの作戦ボードによると橿原は4−4−1−1だが、4番と19番がポジションを入れ替えたり2トップになったりと、かなり流動的。4番なかなか屈強。10番がリケルメを思わせる古典的なゲームメーカーで、ドリブルでボールを運びつつじっくりスルーパスを狙ったり、ペースを落として短くつないだりと、自在にコントロールする。また彼の個性に合わせるように、橿原は短くつなぐ時間帯もあればシンプルにタテだったり、サイド攻撃だったりと菜かな柔軟である。郡山は徹底的にショートパスを繋ぐスタイルで、キーマンは80番で郡山には珍しいダイナミックなプレースタイルで変化をつける。そして中から攻め、サイドに出してもクロスは上げず、引きつけて中に繋ぐ。すぐにチーム力は互角だと思った。11分、橿原放り込みに4番シュートは右に外れる。決定機。14分、橿原、右CKを11番右足で入れるがクリア。この試合は暑いので給水タイムを取る。20分、郡山、右CK、25番が左足で担当。このキックが風上でもないのに大きく、しかも急激に曲がり、逆サイドネットに直接突き刺さる。1−0。スーパーなキックだった。25番は一芸選手だと思うが、魔法の左足だった。持って生まれたセンスを徹底的に磨き上げたのだろう。努力がうかがえる。更に郡山、裏を取った10番が飛び出した橿原GK1番の前で触り、右に外れる。超決定機。段々橿原のミスが出てきた。31分、橿原9番左でトップスピードに乗り、左クロスは合わず。32分、郡山11番ミドルは上に外れる。前半1−0で終了。
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05月21日(土)
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