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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権奈良大会決勝 香芝ー五條(前半のみ観戦記)
五條の背番号が重いのは、監督が小さな番号を任せるに足る人材はいない、謙虚になれ、というメッセージだろうか?両者スピードとテクニックを兼ね備えたドリブラーが多いが、慎重な立ち上がりで蹴り合いになり、空中のボールが多い。いきなり香芝R東が快速ドリブルを見せる。香芝は前線が高いこともあって特にロングボールが多いが、キープして押し上げて分厚い攻撃を仕掛ける意図はないようだ。5分、五條、右CK。N三谷が右足で蹴る。この時、香芝はゾーンで守るのだが、ゴール前を固めて、五條のペナ正面やや入ったところにいる57池田に注意するそぶりも見せない。そしてキックが池田に飛ぶと難なくフリーでボレー、突き刺さる。0−1。コーナーにおけるゾーンディフェンスでは一人は前に注意を払わないといけないのに、あまりにも不用意だった。8分にも右CK、N三谷のキックに香芝B池田がジャンプ力を見せクリア。13分、G杉本からI村田へシュートは、右に外れる。いい形。17分。五條S高橋→58番。ケガした様子は見えないが。19分香芝放り込みをP西嶋ボレーは右に外れる。G杉本、上手いカットイン、吸い付くようなトラップから仕掛けるもカット。20分、五條N三谷が素晴らしい中央突破、最後カット。三谷は細かいタッチと相手を見て逆を取るドリブルが出来るので奪えないし、キックもいい好選手。23分、N三谷から69棚田に当て55堀内ボレーは上に外れる。決定機。香芝はF佐藤が仕掛けて飛び出せてラストパスを出せる選手。25分、香芝、放り込みにP西嶋勝つもGKに対するファウル。五條も左45度40mFK、N三谷の右足は大外狙いも誰にも合わず。27分、左に現れた五條N三谷が右足で左クロス、ファーでヘッドは外れる。香芝E竹末はなかなかのドリブラーなのだがパスの判断が遅れ、囲まれてしまう。28分、香芝の左CKはギリギリ狙いすぎて左サイドネットへ。30分、香芝E竹末が強引に突破してシュートはGK@サカモトがナイスセーブ。決定機。この辺りから香芝2トップに収まり始め、また2トップはスピードも突破力もあるので迫力ある攻撃になっている。32分、香芝R東のいい突破からF佐藤へ、タッチが乱れる。33分五條Hハセベ、相手を見て逆をつくドリブルで次々に抜き去る中央突破から55堀内ピタッとトラップもオフサイド。五條はGK@サカモトと言い、背番号の小さな選手がうまいが、プログラムに記載されていないところをみると、何かあったか、作戦か?直後にもHハセベ上手い突破からループパス、55堀内ループヘッドは外れる。超決定機。37分、五條N三谷が左から右足クロス69棚田がファーで左足ボレー。外れる。超決定機。
前半シュート数3(1)対4(2)、CK数1対3、GK数3対5、オフサイド数0対1、クロス数2対3、ファウル数11対6、FK数0対1。
やや五條ペースも個々の能力では香芝が一枚上だと思った。中盤から前の選手が全員一芸持っている。特にドリブルがうまい。地上戦になったら香芝が押すだろうな、と思いつつ都合により前半で会場を後にする。後半香芝が逆転し2−1で3回目の全国出場を決めた。
失点シーンについて。全国では対戦相手はビデオでコーナーの守備を研究して突いてくる。だからコーナーでのゾーンディフェンスを完成させねば。香芝はスペースを突く攻撃は鋭く、攻撃的なチームだと思うが、全国では守備に時間を割かれるだろうから、カウンターを磨けば面白い。あとは中盤で大きな展開があれば。
11月14日(土)
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