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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体京都予選準決勝 久御山ー伏見工 東山ー京都橘
ハーフタイムが終わりキックオフが迫る時間帯に伏見工控え部員がバックスタンドからピッチレベルに降りてきて「ハカ」を始める。主審は止めに入らず、待たせる。上半身裸の部員もいる。正直この行為は好きではない。

35分ハーフの後半開始。41分、久御山A小森のフィードにH築山カットインからシュートはセーブ。決定機。42分、伏見工の不用意な横パスを久御山、中盤でカット、M山本がGKの位置を見てロングループ。右に外れる。伏見工は繋ぐ意識があるから不用意なパスになるのだが、この直後声がかかったのか、放り込みが増える。46分、久御山I八田が引きつけて右フリーのE玉村へパス、スルーパスにペナギリギリでH築山スルー、裏に抜けたF和田がGKと1対1を落ち着いて右隅に決めて1−0。ここでその直前に準備していた久御山H築山、J河崎→㉓井上将貴、C(誰か)。49分、久御山I八田からE玉村、M山本とつなぎスルーパスに4番オフサイド。リズミカルなパス。直後にはCBG長谷川が流れの中から前線に飛び出すなど、攻撃意識が高まる。56分、給水タイム。久御山の支配が続くが伏見工も良く耐えている。しかし前半のような攻撃の形は完全に影を潜めた。63分、久御山F和田はペナ内に突っ込み倒れるが、PKならず。正しい判定。66分、久御山M山本が状態を揺らす得意のフェイクからドリブル突破、ラストパスはオフサイド。久御山のドリブルはブラジル的で上半身のフェイクで相手のバランスを崩して逆を取ることが多いが、山本はとりわけ上手い。67分、伏見工11番→16番。久御山B中村が足を攣り、4番が左サイドバックに下がる。68分、久御山M山本がカットインからシュートが右上隅を襲うがナイスセーブ。決定機。久御山B中村→L花川大輝。右CKでM山本のキックにA小森ヘッドはGKキャッチ。決定機。70分、伏見工9番→18番。74分、伏見工2番右クロスにペナ内フリーも明らかにオフサイド。結局1−0でタイムアップ。

後半シュート数5対1、CK数1対0、GK数1対6、オフサイド数3対1、クロス数1対3、ファウル数2対4、FK数0対0。

嫌というほど久御山の強さが出た後半だった。M山本とI八田のパス交換だけでも圧巻なのに二人がどんどん相手との間合いに誘い込むドリブルを仕掛け、突っかけてくると伏見工としては下がるしかないから危険な位置で決定的なパスを狙われる。伏見工も前半は攻撃面でいいところを見せたが、やはり力の差を感じた。というか力の差を自覚したうえで勝算を見出すいいサッカーが出来ていたのだが。久御山は確実に全国でもトップレベルの支配力がある。関西では野洲や大産大附よりも支配力では上だろう。とにかく中盤のタレントが凄い。全国まであと一勝に迫った。




東山はプレミアから降格した今期プリンスで首位を開創している。対する京都橘はプレミアで勝ち点4の8位。高校部活だから仕方ないが、今年も熾烈な残留争いを演じることになりそうだ。

第2試合のメンバーについて。プレミアとプリンスのプログラムを持って行ったが、東山はともかく、京都橘が全く違うので信頼できない。放送設備が悪すぎて選手名も全く聞き取れない。何のための放送設備なんでしょうね。とりあえず背番号表記で必要に応じて選手名を記す。なお京都橘はこの日に聖地巡礼するアニメのマーチングの強豪・立華のモデル校であり、アニメでは「水色の悪魔」、現実には「オレンジの悪魔」として知られるほど、吹奏楽部が強く、サッカーの試合でも腕前を披露している。ちなみにサッカー部は1stがエンジ色。だれか「エンジ色の悪魔」というフレーズ使ってくれませんかね(笑)。

なお、正確な選手名を教えて下さる方を募集しています。

高校総体京都予選準決勝
東山−京都橘
太陽が丘陸 ピッチ並 晴 13時30分 5月30日

東山           京都橘
−−−−−十番−−−−− −−−岩芙A−堤原A−−
−−−八番−−十八−−− −−−−−−−−−−−−
二四−十四−−九番−十三 梅津@稲津A−相馬@坂東
−−四番−二一−二番−− 早川−水井A−小川−濱本A
−−−−−十二−−−−− −−−−−矢田貝A−−−


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05月30日(土)
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