ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380662hit]

■プレミアリーグWEST第1節 G大阪ー名古屋
さて試合は4分、G大阪が左から右へサイドチェンジ。高い位置のP杉山が受けてペナ右のH燒リへ、弾丸グラウンダー右クロスは名古屋GK加藤大が弾く。すぐにG大阪の意図が解る。高木は1.5列目でプレーさせ、自由に動き両サイドバックからクロスをどんどん入れて、183cm80kgと高さもパワーもある武田が名古屋の加藤直168cmと高橋167cmに勝てるので競り勝って燒リやボランチや2列目を活かすサッカーだ。対する名古屋はバックラインを押し上げ、カウンター狙い。H北野はポジショニングが異常に良く、タイミングよく引いて受けてG大阪CBがついてこられなかったり、裏を狙ったり。I森の突進力は素晴らしい。そしてこの二人はSBとCBの間も突き、サイドからのカウンターを活かす。吹ヶは素晴らしい身体能力でスプリントや身のこなしが抜群でタックルをジャンプで軽くかわし攻めあがる。高校生は褒めすぎるのは問題あるかもしれないが。率直に言って中2の時に生で観てこれほど才能を持った左SBは初めて観たと思った。来季のトップ昇格濃厚だと思う。12分、G大阪Q宮森から中のI岩本へ、左に出してS食野がミドルもわずかに上。惜しい。更にこぼれをJ武田が右から得意の左足で巻くシュート、わずかに左に外れる。惜しい。16分、名古屋、右CBP高橋のフィードにH北野が抜け出し、前に出たGKの上を抜くが上に外れる。超決定機。直後にもI森が右突破からシュート、角度なくセーブされる。G大阪は岩本と市丸が攻守を五分五分で担当し、共に決定的なパスを出す。ただし市丸の方が守備力では優っている。身体が出来て潰せるようになった。23分、名古屋C川崎のスルーパスにH北野が左サイドから切れ込むもシュートはGK渡辺セーブ。決定機。この左CKはI森が担当。26分、G大阪P杉山が右で受けて左足で右クロスにJ武田競り勝ちQ宮森へ、名古屋、左CKに逃げる。E初瀬の左足左CKは跳ね返すもI岩本がミドルはバー。決定機。再び左CKへ。これは市丸シュートも右上に外れる。名古屋ボランチはC川崎がいいターンを見せ、目立つが右の梶山は攻撃面で持ち味が出せず、サイドで守勢に追われて攻守に冴えない。G池庭も不用意にスペースを与えてしまい、潰し屋として機能しておらず、守備ではイマイチ。一方でFWに当てるボールは正確で全くぶれない。そして受けるH北野のポジショニングが正確でチェックの動きを入れて、巧みにフリーで受けるのでカウンターが脅威になっている。29分、G大阪F市丸のロングフィード、J武田の高さに名古屋GK加藤大飛び出るも触れず、左CKに逃げる。29分、F市丸のキックはニアでJ武田ヘッドも外れる。決定機。名古屋M梶山と㉝北邑はポジションを逆に移す。32分、名古屋J吹ヶがM梶山とのパス交換から左を軽快なステップで上がり、ペナ左で中に切れ込む。2人かわして中央で3人まで潰される。まあこれは高校生離れしたプレーでしたね。33分、G大阪、右CKもE初瀬が左足で蹴る。34分、名古屋、カウンター、I森ミドル、ワンタッチあって右に外れる。右CKのこぼれをP高橋シュート、GKキャッチ。G大阪もH燒リからJ武田が裏へ抜け出すもオフサイド。結局前半は0−0で終了。

前半シュート数5対6、CK数4対2、GK数3対6、オフサイド数1対0、クロス数10対0、ファウル数7対3。互角だが、個々の能力差が大きく、名古屋としてはカウンターから先制しない限り厳しい状況だった。何より中盤が機能せず、CB陣が武田に勝てないのが苦しい。


[5]続きを読む

04月12日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る