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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪府1部リーグ 興国−G大阪B 仰星ー桜宮
前半シュート数は7(4)対4(2)、CK5対2、GK2対7、オフサイド1対1、クロス数5対1、ファウル数3対6、FK数0対0。明らかに興国の方が強い。個々の能力もそうだが、組織力で上回っている。G大阪Bとしては1点ビハインドなら上出来だし、むしろリーグ戦の戦い方としては、大量失点してもいいから玉砕的な戦い方よりも、力関係で劣勢なことを痛感しつつも粘り強くロースコアで食らいつくことが重要だ。
46分(後半1分)、G大阪B、4番の左クロスがファーに飛び、だれも詰めていないのに興国DFが何故かゴールライン方向ではなくゴール方向にクリア、これがゴールインで1−1。高校生のミスだから名前は伏せるがあまりにも原理原則にのっとっていないミスだった。49分、興国6番→15番。53分、興国フォアチェックからスルーパスが9番に通り1対1を右に流し込む。2−1。57分、G大阪B、14番が裏を取り左クロス、ニアで9番ポストプレーも反転シュートはブロック。13分、興国カウンター、攻撃3人、DF1人、7番が切り返してシュートに行くがブロック。超決定機。G大阪Bはこういう無茶攻めでバランスを崩すのは良くない。あくまで1点差で粘り強く食らいつくべきだ。60分、興国スルーパスが9番に通り、正面から突進してペナちょい外で倒される。警告はなし。正面17mFK。8番が強めのボールを蹴るが、ゴールのはるか上。興国ベンチ「そこから落として決めればお前はプロや」。まあその通り。緩いボールを隅狙いでよかった。隅に飛べば至近距離だしGKは絶対に防げないのだから。61分、G大阪10番・14番→12番・13番直後に興国3番の処理ミスを奪ったG大阪B13番シュートはGKキャッチ。決定機。65分、興国左CK、GKと競ってファウル。65分、G大阪B17番→7番。67分、興国、3番から9番へ、DF吹っ飛ばし1対1は左に外れる。超決定機。68分、興国、9番から14番へ、左上を襲うシュートはGKセーブ。決定機。G大阪Bも11番が裏を取りGK飛出しクリア。76分、G大阪B、誰かに警告。ラフ。78分、G大阪Bが押し込み、明らかにオフサイドポジションの選手を囮に16番がループパス受けて決めるが、この選手もオフサイド。不満をあらわにして抗議するが、ハーフウェイラインの延長上から見る限り、この選手もオフサイドだったぞ。主審も「2人ともオフサイド」と言っている。79分、興国12番に警告。ラフ。G大阪B、誰か?→15番。この後興国は巧みに時計を進め時間を稼ぐ。92分、10番のスルーパスに9番左足に切り返しシュートはブロック。しかし左CKは時間稼ぎに費やされ、結局興国が2−1で勝利した。
後半シュート数は5(3)対2(1)、CK数5対3、GK数1対6、オフサイド数3対5、クロス数3対2、ファウル数6対5、FK数2対0。力の差はあった。この後の試合も含めて興国は優勝を争うであろうチーム。特に10番のアイディアと技術は圧巻だった。G大阪Bとしては半年のうちに興国レベルに追い付けるか?正直3対0の力の差はあった。それを1点差負けにまで持ち込んだのは、大健闘だし、むろん興国の決定力不足もあった。G大阪はいきなり強敵と当ったことで、大阪1部リーグの恐ろしさを思い知ったことだろう。それを1点差負けに凌いだことで今後の展望が見えてくる。つまり勝てる相手には確実に勝ち、厳しい相手には勝ち点を拾い、負けても点差をつけられない、そういうリーグ戦の戦い方だ。この日バックラインで繋げなかったことで日々の練習に高い意識で臨めば、タレント揃いだけに、シーズン終盤には回せるようになるだろう。その時にどれくらいの順位につけているかだ。
大阪府1部リーグ
東海大仰星高校−桜宮高校
12時 鶴見緑地 人工芝 晴れ
仰星 桜宮
−−−八番−−四一−−− −−−−−七番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−八番−−−−−
七番−五番−−四番−十八 十四−十八−−六番−二十
三番−六番−−十三−十四 三十−四番−−五番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
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01月24日(土)
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