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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本ユース(U-18)フットサル 3決 野洲ー寒川 決勝 名古屋ー聖和FC
しかしペースは変わらない。そして野洲・上原が警告2枚で退場。13分51秒、寒川FK、榊田の左足がさく裂する。1−6。フットサルでは得点直後に5人に戻れるので、野洲も5人になった。7分27秒、野洲、川添がヒールで落とし川端が狭い局面を通し、川渕が流し込む。2−6。野洲らしいトリッキーで細かい崩し。しかし7分01秒、寒川、前線で奪って児玉が決める。2−7。5分23秒、児玉が左シュートを決めて2−8。2分24秒、野洲・布施が自陣深くからドリブル突破、敵陣深くに侵入しラストパスを林に出しシュートがコース変わってオウンゴール。3−8。結局試合は3−8で寒川が勝ち3位に輝いた。

寒川は3人が8点取ったが、一人一人の止めて蹴るが正確でシュートも綺麗だった。榊田の左足は特別だったし、小山内の決定力も素晴らしい。児玉は身体を張り、ポストになったり自ら決めたりと大活躍。森はミスらしいミスがなかった。高校総体予選では県代表となった坂出商に準々決勝で敗れたが、これだけテクニックがあるなら、選手権も楽しみだ。

野洲は控え選手の3年生からフットサルチームを組んだようだが、選手権はどうするんだろうか。目立ったのはゴレイロ徳永とフィクソ布施、アラの川端。サッカーでもやれる選手だと思うのだが。


公式記録


さて決勝のカードもグループリーグの再現である。その時は名古屋が7対1で勝った。聖和学園は聖和学園FCと聖和学園SCの名義で2チーム出場しているが、普段はサッカーをしているらしい。もともとテクニカルなチームだが、フットサルのトレーニングは不十分なようだ。しかし聖和FCの方はグループリーグ1勝2敗で3チームが並び、得失点差1の差で突破して勝ち上がってきた。しかも2連敗後に最後に勝ってである。こういう経験は人生にきっと役に立つ。


全日本ユース(U−18)フットサル大会 決勝
名古屋オーシャンズU−18−聖和学園FC
大田区体育館 13時30分

名古屋 第1セット    聖和FC
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−伊藤−−−−− −−−−−田畑−−−−−
−−新田−−−−水谷−− −−相原−−−−土屋−−
−−−−−北野−−−−− −−−−−石原−−−−−
−−−−−宮川−−−−− −−−−−三浦−−−−−

名古屋 第2セット    聖和FC 第2セット
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−−−水野−−−−− −−−−−本郷−−−−−
−−村田−−−−村上−− −−小畑−−−−丹野−−
−−−−−濱出−−−−− −−−−−五藤−−−−−
−−−−−宮川−−−−− −−−−−三浦−−−−−

名古屋オーシャンズU-18 富田晃司
GK 12 宮川隼人
FP 3 伊藤啓
FP 5 北野聖夜 (Cap.)
FP 6 水谷颯真
FP 7 新田駿

控え選手
GK 16 大久保天貴
FP 4 濱出琢豊
FP 8 村上力哉
FP 9 脇山蓮
FP 10 水野拓海
FP 17 村田一輝
FP 19 川辺寛悟

聖和学園FC 監督:松山翔太
GK 12 三浦真之介
FP 3 土屋拓磨
FP 6 相原圭吾
FP 7 田畑寛実
FP 20 石原勇樹 (Cap.)

控え選手
FP 2 小畑慎治
FP 4 吉田和人
FP 5 丹野裕司
FP 8 嶋村仁志
FP 9 菅野晃也
FP 10 本郷光
FP 16 五藤大雅

さて立ち上がり、明らかに名古屋がおかしい。大胆なプレーがないのだ。前日は後ろに相手を背負っていても鋭いターンで前を向いたり、狭いところを通したりと思い切ったプレーで局面を打開していたのに、無難なパス回しに終始している。大一番のプレッシャーに負けている、飲まれている感じがする。一方の聖和FCがどんどんドリブルを仕掛けて打開するのとは好対照である。特に相原の打開力は素晴らしい。圧倒的な突破力がある。細かいタッチと上半身の揺れで幻惑し、間をスルスルッと抜けてくる。しかし聖和FCもフットサル的な要領はよくなく、決定機には至らない。

16分03秒、名古屋、左コーナーでファーに浮き球を出し、北野がボレーで決める。1−0。

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08月31日(日)
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