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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本ユース(U−18)フットサル大会 準々決勝 名古屋−作陽 野洲ークラーク
残り16分09秒、名古屋・新田がカウンターから決める。新田は2年生とも思えない判断の早さと確かな技術がある。そして名古屋は明確な第2セットを用意し、選手を入れ替えるのに対し、作陽は選手層が薄いのか、第2セットを用意できず、疲れた選手が少しずつ変わるスタイル。藤原宏行は両足使いでテクニカルで意表を突くプレーができる。すでに中国プリンスが始まっているから、サッカーでのAチームに入っていないのだろうが、今期は作陽のAチームを観ていないとはいえ、これだけ上手ければAチームのレギュラー取る能力はあると思うのだが。名古屋・宮川は安定感のあるゴレイロ。作陽の無理目のシュートが通用する気配がない。また作陽はスペースに出すパスがずれる。ただし決して体育館サッカーではなく、フットサルの戦い方を研究して理解している。残り6分15秒、左の脇山のパスを村田シュート、これがオウンゴールになり名古屋2−0作陽。更に作陽は名古屋の猛攻を食い止めるためにファウルトラブルに見舞われ、残り3分05秒、第2PKを献上、濱出に決められ3−0。2分09秒にも第2PKを脇山に決められ4−0。この二つの第2PKでほぼ勝負は見えた。名古屋は北野の組み立て、脇山の仕掛けなど武器が多い。川辺も1年生とは思えないターンの鋭さで寄せづらい。水野はキレがチーム1。
後半は名古屋が第2セットでスタート。残り16分、名古屋の攻撃をしのいだ作陽がゴレイロ中尾が左サイドの絹川にダイレクトで正確なパスで速攻、絹川は相手の股間をパスで通し、藤原が左足でゴレイロの脇を抜き4−1。しかしその後作陽はハーフウェイラインを越えていないのにゴレイロに戻しFKを取られるなど不慣れを露呈し、残り11分22秒、水谷が決めて名古屋5−1作陽。10分36秒濱出が決めて6−1。10分12秒、村田が決めて7−1。その後も走力・技術・戦術とも名古屋が圧倒。7−1と完勝した。
力の差は歴然としていたが、作陽もそんなに悪いチームではなかった。フットサルになっていたし、努力は伝わった。
公式記録
第2試合は極端なまでにテクニカルなサッカーで知られる野洲が登場。サッカー部員から有志を募り4月からサッカーの練習後フットサルを練習してきたらしい。対するクラーク国際はサイトで調べると、フットサル選手の養成コースがあり、フットサル慣れの予感がする。
全日本ユース(U−18)フットサル大会 準々決勝
野洲高校−クラーク記念国際高校
大田区体育館 13時30分
野洲 クラーク
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−−−−−飯塚−−−−− −−−−−永田−−−−−
−−植道−−−−久保−− −二井岡−−−−川那部−
−−−−−布施−−−−− −−−−−宇田川−−−−
−−−−−上田−−−−− −−−−−宮本−−−−−
滋賀県立野洲高等学校サッカー部 監督:植村尚矢
GK 50 上田宅真
FP 34 久保文哉
FP 39 飯塚理仁
FP 54 植道たすく
FP 61 布施江樹 (Cap.)
控え選手
GK 52 福永蓮
FP 26 林昂希
FP 28 植本昌孝
FP 32 マチウシ レナン
FP 38 中野湧賀
FP 40 上原一輝
FP 53 前田晴司
クラーク記念国際高校 監督:加藤 諒典
GK 2 宮本拓
FP 4 宇田川雄翔
FP 7 二井岡嵩登
FP 9 川那部遼 (Cap.)
FP 10 永田大也
控え選手
GK 1 速水雅斗
FP 3 信木陽太
FP 5 樽本大和
FP 6 小原大芽
FP 8 井本俊次郎
FP 11 藤原仁
FP 12 笠松舜也
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08月30日(土)
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