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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■近畿大会 女子準決勝 桐蔭ー精華 八商ー日ノ本
立ち上がり、桐蔭はバックラインで大きく回す。そしてピッチを大きく使いスペースを連動して作って空いた選手を使う。対する精華は細かい技術を駆使して局面打開を図り、詰まれば大きく展開する。ショート、ショート、ロングの印象。２分、桐蔭E中山が右クロス、大外でF持田がダイレクトもＧＫセーブ。決定機。大きな展開でフリーになった。７分、E中山が切れ込んで右クロスにI呉屋シュートもワンタッチあり右ＣＫ。桐蔭はＣＫやセットプレーに様々なパターンを用意しており、最初はＧＫの近くに大勢固まる形。精華は谷口がサイドに流れて起点を作り、味方の上がりを待つか、スピードを活かしたドリブルでそのままサイドを破る。１１分、精華I園田が巧みなキープから左足スルーパス、H谷口が流れて受けるが桐蔭ＤＦカット。１４分、桐蔭G村松が苦し紛れのミドル、右ＣＫになる。これはF持田が担当。桐蔭はI呉屋かF持田がセットプレーを担当。１８分、精華H谷口がサイドに流れて受けて右を突破、クロスに大外でR山下がファーで蹴りこむ。０−１。精華はI園田が細かいプレー得意で左足のパスやキック力が素晴らしい。L田畑はサッカーセンスの塊ですね。攻守に効いている。桐蔭はF持田がボールを持てて切り返しが深く、右利きだが左足でも蹴れる危険な選手。I呉屋は身体が強く起点になれる。２０分、精華、I園田が左スペースに突っ込み、クロスにF持田飛び込むが届かず。これもショート、ショートとつないでいる間に園田が上がり、一気にロングだった。２２分、桐蔭E中山が潰して、左のI呉屋へ、タテに仕掛けて左クロスも届かず。決定機。２７分、桐蔭I呉屋が受けてターン、１対１もＧＫブロック、こぼれにG村松スライディングで突っ込むもファウル。ＧＫに激突し、高野が肩を負傷。どうやら無事のようだ。２８分、精華I園田に警告。異議。３５分、桐蔭F持田がドリブルで突っかけ力強いミドルもバー。決定機。直後に左からカットインしたF持田が弾丸ミドル、右サイドネットに決まる。１−１。スーパーゴールだった。結局前半は１−１で終了。３５分ハーフ。
前半のシュート数は８（５）対１（１）ＣＫ数４対０、ＧＫ数２対７。組織力に勝る桐蔭がやや押していた。無理目なシュートも多かったので、決定機に大差はないが。あと桐蔭のＧＫ森田は安定感や存在感があって、精華はシュート打ちにくそうだった。
後半１分、精華、左ＣＫでI園田が左足で蹴るが、ＧＫ森田が安定感あるキャッチ。キックも伸びる。４分、精華F金塚が左クロス、桐蔭ＤＦが処理ミスしてI園田がシュートもＧＫ森田ブロック。５分、桐蔭、右ＣＫでF持田のキックにニアでI呉屋が走り込みヘッドもＤＦクリア。決定機。桐蔭のＲＢD田中楓はタフでアップダウンを繰り返す。ＬＢB足立はクレバーで前のF持田を活かしつつフォローし、サイドで有効にプレー。８分、桐蔭E中山アーリークロスに精華ＤＦ処理ミス、I呉屋バランスを崩しながらシュート、無人のゴールに入るかと思いきや左に逸れる。超決定機。１３分、桐蔭I呉屋がタメてE中山へ、右クロスにファーでシュート、外す。１７分、精華、ベンチの指示でH谷口が右ハーフに、R山下がワントップ、G中松が左ハーフに、I園田がトップ下。２２分、精華F金塚が右へスルーパス、H谷口が裏を取り出てきたＧＫの上を抜き決める。１−２。２５分、精華O小路に警告。足に入った。ふと見ると精華G中松がトップに上がり、R山下と２トップを組んでいる。園田がボランチ。２８分、桐蔭F持田が右ＣＫ、ＧＫパンチもG村松シュート、ＤＦブロック。更にA岩根が左クロス、シュートは右に外れる。３３分、桐蔭、左ＣＫでF持田のキックはファーでI呉屋にぴったり合い、ヘッドが突き刺さる。同点！２−２。３５分には精華が右ＣＫ、I園田の左足も中に合わず。結局２−２でタイムアップ。試合は引き分け。全国への切符はＰＫ戦に委ねられた。
精華H谷口、成功。左隅。
桐蔭F持田、失敗。左ポストを叩く。
精華E前澤、成功、左隅。ＧＫに触られるがゴールイン。
桐蔭I呉屋、失敗。左に蹴るもコースが甘くセーブされる。持田のポストが意識にあったか？
精華G中松、成功。左隅。なお最初は右ポストを叩くが、桐蔭ＧＫが先に動いたとしてやり直しだった。
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06月22日(日)
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