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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミア第4節 G大阪−名古屋
立ち上がり、両者ともバックラインでじっくりまわし、中盤に当ててI井手口や24杉森を経由して崩しにかかる。両者相手を研究していないように見えた。いきなり24杉森が敵陣深くでカット、ゴール前30cmを横切る。7分、G大阪C福川が名古屋H北側の楔に入るプレーを踏み込んでチェック、よい寄せだったが、身体をガッチリ入れてファウルゲット。これを名古屋、左70度40mFK、F金の正確なキックがC中島に頭に当たりバーかすめる。決定機。9分、名古屋24杉森細かいタッチから侵入、H北川が裏を取りフリーになりかけるが手前でカット。左CKに逃げる。11分、名古屋M石川のフィードをH北川が裏を取りシュートはセーブ。決定機。こぼれ右クロスをシュートも上に外れる。直後にもスルーパスが24杉森に入り突破するがB和田がシュートブロック。良く考えられたポジションニングからいい体勢で受け、トップスピードに乗る杉森にG大阪は手を焼く。しかし15分、名古屋はバックラインのパスミスを奪った燒リが正面から突っかけ、右でフリーの市丸をよく見ていて、P市丸がフリーで左隅に流し込む。1−0。良く走っていた。これで名古屋はバックラインが自信を失う。金がトップ下の位置に入ることが多かったのが、むしろワンボランチ気味に引いて受けてリズムを作ろうとする。しかしG大阪も押し上げ、バックラインのパス回しの高さが、G大阪は上がり、名古屋は下がる。17分mG大阪G小川シュートが上を襲いセーブ。決定機。20分、名古屋DFパスミスをL燒リが奪い裏へ出すがGKキャッチ。G大阪は前線が忠実に守備してまたセンスが良くぱすをかっとするしーんが目立つ。逆に名古屋は前線の守備センスがあまりなく、杉森が飛び込んでは交わされるシーンも目立つ。23分、G大阪、P市丸から左のF平尾へ、クロスをL燒リが正面から決める。2−0。24分、名古屋、L青山カット、裏へスルーパス24杉森わずかにずれる。いい形。29分、G大阪10井手口の柔らかいスルーパス、L燒リに届かず。直後にも前線でG大阪F平尾がカット、I井手口のシュートをブロック。29分名古屋もH北川のポストプレーをF金ミドル、セーブ。決定機。30分、名古屋F金からK桜井スルーしてH北川へ、トラップ大きく逸機。33分、G大阪D内田1対1からタテにはずし左クロス、L燒リの上を抜ける。G大阪の攻勢が続く。井手口は圧倒的な身体の強さでボーうをキープし起点となる。39分、G大阪G小川からA永保へ、クロスをL燒リボレー、ブロック、右CKへ。井手口の右CKは中央でB和田のドンピシャヘッドに合い、3−0。名古屋ゲームキャプテン石川は「終わりじゃない、終わりじゃないって、このままだ」と喝を入れるが、名古屋の選手の落ち込みは明らかだった。41分、G大阪I井手口が引き球を駆使して二人を間を抜いてP市丸へ、届かず。42分、名古屋L青山中に切れ込み左足シュート、正面。ちなみに青山はレフティーだ。43分、G大阪P市丸の浮き球ボールをL燒リがバックヒールパス、I井手口がループで流し込み4−0.ビューティフルゴール。結局前半は4−0で終了。

シュート数8(7)対6(3)、CK数3対1、GK数4対1、クロス数4(2)対5(1)ファウル数4対3.枠内シュート率が以上に高い前線のFW陣の決定力が高いということ。名古屋は失点してからメンタルが崩れた。やや脆過ぎだろう。ゲームが悪いほうへ悪いほうへといっている。バックラインが自信を取り戻さないとどうにもならない。いつも名古屋はかつての、関西では無敵だが夏のクラセンはさっぱりだった過去のG大阪を思い浮かべる。もちろん名古屋はプレミアを戦っているのだし、格下相手に密度の低いゲームを戦っているわけじゃない。しかし実戦的な甘さから大量失点を食らってしまう。 


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04月28日(日)
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