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サッカー観戦日記
by T.K.
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■Jユースカップ 予選リーグ 京都−甲府
6分、甲府D矢崎の左CKにG遠藤逆サイドでハーフボレー、右に外れる。13分、京都ロングボールに三根が競り勝つが甲府DFが右CKに逃げる。17分、甲府、スルーパスにI太田左から入りシュートも弱い。決定機。23分、甲府、右クロスにH三浦突っ込むが京都23松川ゴールラインへクリア。CKと思ったら判定ゴールキック。Jファン・ウェルメスケルケンはなかなか快速で右からの切れ込みは脅威。26分、京都26分、G國領、左足で入れるが跳ね返される。33分、京都G國領のパスミスを甲府Jファン・ウェルメスケルケンがカット、F金澤へ、右クロスをI太田がスライディングで飛び込むが届かず。決定機。36分、甲府D矢崎から左のI太田、中のH三浦からリターンを受けに走るがカットされる。37分、左スペースを突いた京都30田村シュートもセーブ。決定機。直後にも放り込みにI三根競り勝ち、落とすが30田村に合わず。40分、甲府バックパスミスで右CKを与え、P斉藤の左足での右CKを短くつなぎP斉藤が右ゴールライン際に切れ込み、マイナスクロスもカット。決定機。42分、京都ロングボールにF久永シュートもブロック。この時間帯、甲府は京都I三根にいいボールを入れられ、封じきれなくなっている。46分、甲府はサイドチェンジを受けたE石原がI太田に行くがDF触りGKキャッチ。結局前半は0−0のスコアレス。

シュート数2(2)対2(1)、CK数2対3、GK数2対3、クロス数3対6、ファウル数4対5。

後半開始、京都は組み立てで松川が右内側に絞り込みボランチのようなポジションを取る。中盤を厚くしたいときの常套手段。4分、甲府、右CKをカットされカウンターから京都30田村突っ込むが、ラストパスは通らず。12分京都F久永ドリブルから30田村がヒールで落とし、30田村がGKと1対1になり左隅にシュート、GKセーブ。決定機。17分、甲府B山宮のフィードを京都G佐藤カット、30田村裏へ、1対1ループ狙うが右ポスト。超決定機。跳ね返りをGK抑える。京都はこの時間帯前からプレス開始。後半押しに来ている。19分、甲府I太田→Q若杉好輝@、京都A上原→22瀬戸口大智@。28分、甲府A和田、右FKファーヘッドは左に外れる。32分、甲府Jファン・ウェルメスケルケンから左に出しおり返しをH三浦がニアに突っ込むがGKと激突。C佐藤→三浦一星@。40分、京都I三根→29樋口聡@。42分、京都右CKでP斉藤のキックをファートラップから29樋口狙うがカット、左CK。決定機。47分、甲府・E石原→渡辺雅樹A。47分、京都いいフィード、30田村に届くミドルは右に外れる。決定機。けっきょく0−0で終了。

後半のシュート数は5(2)対3、GK数は1対7、クロス数1対4、ファウル数6対4。後半は京都もペースを上げたが前半スタミナを消耗していた分押し切れなかった。原川の穴を埋め切れなかった。久永は狭い局面を打開しようとしたが、すぐ囲まれてしまった。三根は圧勝していたので、空中戦に活路を見出してもいいと思っていたが、美学に反するのか育成理念か、とにかくあまり活用せず。中盤を支配しきれないことが、押し気味ながら、ゴールできない展開に持ち込まれてしまった。残りはヴェルディと川崎。力量的には十分勝てる相手。ただゲーム運びの上手い関東勢で、クラセンでもヴェルディ戦はハートで負けていた部分が大きいので、「90分通した大人のゲーム運び」だけでなく、上手くゲームにはいることだと思う。それさえ出来れば、京都は主力抜きでも全国トップクラスの戦力があるのだから。

甲府は昨年の堀込のような傑出した選手はいなかったが。全体の質は高い。関東でも9決まで進出した力は本物だ。大学でもやれる選手が多く、全体の質が高かった。矢崎は攻守のキーマンでチーム事情からか捌く役目が多かったが、時折飛び出しを狙う姿勢がいい。太田は次のU−15代表で試しても面白い選手。ファン・ウェルメスケルケンは快速を活かした突破がよかった。味方も使えれば面白い。

10月23日(日)
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