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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本ユース(U−15)奈良大会準決勝 ソレステレージャ−法隆寺 高田−YF
私はポゼッションサッカー、それもただバックラインで回すだけだとか、横パスばかりのパスは好みではない。相手のギャップに入り込み、相手を引き付けつつ正確にコントロールし、フリーになった味方に角度をつけてどんどんつないでいき前に運ぶサッカーが好きだ、昨年、京都U−18からトップに昇格した山田はこういうプレーに長けていた。ソレステレージャはボールを支配していたが、大きな展開が多く、サイドバックが積極的に上がるのだが、中央が薄くなり、横パスを奪われては失点した。強いこだわりは感じる、奈良は指導者のこだわりが強いと言うことなので、この実績のあるクラブは、シンプルでダイナミックなプレーを目指しているのだろう。ただ技術面が足りなかった。千里丘と共通しているのはハート。精神的な強さだ。10点差から追い上げるのは難しいが、最後まで全力を尽くしていた。
法隆寺はゴールまで最短のプレーを意識していた。「ダイレクトプレー」だ。パスをつなぐことが一時育成年代でもてはやされ、次にドリブラー重視にシフトしていったが、昔も今も、出来るなら、直線的に攻めきりことが最優先なのは変わりが無い。またそれが一番難しい。法隆寺には、それを可能にするだけに正確なミドルパスや技術があった。タレントもいた。勝敗の帰結は順当だったと思う。
さて第2試合はともに今年のクラセン関西大会に州ツ上司他チーム同士の対戦だ。県リーグでは高田が5位、YFが2位。なおYFは正確にはYF NARATESORO。柳本啓成さんが代表を務め、山野孝義さんが監督のチーム。山野さんは解説の仕事もあるし、大阪在住だから毎日は通えないかもしれないが、このクラスの人材が現場に関わり続けるのは重要なこと。ちょっとケースは違うが、私はライセンスを持たないベテラン指導者はいかに活用するかはサッカー界の課題だと思っている。元帝京の古沼先生とか、東福岡を最強にした寺西コーチだとか。YFの「Y」は柳本も「Y」らしい。
さて、クラセンのプログラムから登録が変わっていないと仮定して、選手名を書く。
全日本ユース(U−15)奈良大会準決勝
ディアブロッサ高田FC−YF NARATESORO
11時45分 奈良県フットボールセンター ピッチ人工芝 晴れ
高田 YF
−−−野原−−久保−−− −−−−−石原−−−−−
−−−−−松室−−−−− 久米−中野−−釼−−平間
−江川−−赤山−−野村− −−−−−吉川−−−−−
谷口−浦野−−辰巳−三好 中田−渕上−−下村−平田
−−−−−岩崎−−−−− −−−−−高塚−−−−−
高田
GK 1 岩崎穏
DF 4 三好優也
3 辰巳健太
5 浦野稜也
6 谷口翔大
MF 13 赤山遼馬
11 野村翔太
16 江川航
8 松室直希 県トレ
7 野原敦也
FW 10 久保吏久斗 県トレ
YF
GK 1 高塚祐輝
DF 4 平田健人
3 下村浩太
6 渕上友貴
2 中田遼太郎
MF 5 吉川晃生
9 平間徹二
14 釼恭輔
10 中野克哉
7 久米椋斗
FW 11 石原昴明
高田はポジションチェンジを多用するので、不正確です。2シャドーにも見える。ただ両サイドハーフはワイドじゃない。
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10月08日(土)
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