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サッカー観戦日記
by T.K.
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■総理大臣杯1回戦 阪南大−浜松大 流経大−仙台大(観戦記アップ)
泉澤の左クロスに村山ヘッドもファウル。泉澤は序盤面白いようにドリブルを仕掛けていたが、徐々に突破できなくなる。それでもタメを作って味方の攻め上がりを引き出せるので、有効だが。20分、浜松大・神谷が朴から奪い、ゴールエリア内にパスを出すが、誰も走りこんでいない。決定機というべきか?21分、阪南大カウンター、村山から谷本、さらに奥野へつなぎミドルも当たり損ね。決定機。村山は攻守の切り替えの早さとアイディアの豊かさでここまで大活躍。谷本・窪田の両ボランチが攻撃面に特徴のある選手ということもあり、阪南大両サイドが生き生きとプレーしている。22分、浜松大・佐野に警告。31分、浜松大のスルーパスが神谷に通るが、GK猛ダッシュで先に触る。35分、阪南大・泉澤から中村へ、左クロスはカット。35分、阪南大・奥野→井上。絶対的なエースだが、膝を故障していた。左ハーフから前線に飛び込むプレーが得意だが、この日はそのままFWへ。優勝に向けて、1回戦では出来れば温存したかったろう。36分、阪南大・飯尾から窪田へスルーパス、これをペナチョイ外でダイレクトシュートも当たり損ね。決定機。36分、阪南大、泉澤から窪田へスルーパス、これをつないで中村が落とし井上シュートもGK正面。いい形。38分、阪南大・村山の右クロスに中村がニアに飛び込むもシュートはブロック、右CKへ。これは逸機。45分、阪南大、左CKで井上のキックをニアで誰か逸らすが押し込めずクリア。結局前半は0−1で終了。

前半のシュート数は9(枠内5)対1。CK数3対1、GK数1対2、クロス数8対1、ファウル数9対6。ただしメモに追われて精度は保証できません(笑)。こうやって書いてみれば、いかに阪南大が押していたか良く分かる。阪南大は朴を除いて個々の出来がよく、ハートもこもっていた。藤内のトラップも永井の寄せも良かった。だから後半は必ず逆転すると確信していた。

ハーフタイムで浜松大は布陣を変更。村松の1トップにして、4−1−4−1となる。

−−−−−村松B−−−−
大町−増田−−神谷−大槻
−−−−−土田−−−−−
後藤−鍋田−−徳武A関嶋
−−−−−佐野−−−−−


後半は阪南大が前から激しく行き、素早く攻めきろうとする。浜松大はサイドに起点を作られ、ズルズル下がるしかなくなる。5分、ペナ内で井上受け、切れ込むが浜松大DFカット。7分浜松大・大町がバイタルで受け、強烈な左足シュートもGK原田正面。7分、阪南大・村山が右ペナ内で1対1仕掛けて左足シュートもGK正面。8分、阪南大・窪田が正面で左足シュートもGKキャッチ。15分、浜松大カウンター、村松ドリブルで仕掛け、右上隅を狙うコントロールシュート、わずかに外れる。決定機。17分には浜松大・村松が得意のドリブルでファウルゲット。右80度25mFK、土田(左足)と大槻(右足)がかまえ、土田が入れて大町ボレーも上に外れる。超決定機。21分、浜松大・裏に抜けた神谷からマイナスの大町へ、フリーのシュートもGKに当てる。超決定機。22分、阪南大・泉澤が右を抜け、切り返して左足シュート、GKの股間を抜けたかに見えたが、お尻の下で止まる。超決定機。23分、阪南大・中村→本多。左ハーフに入り、泉澤がFWに上がる。27分、浜松大・大槻→加藤。足を攣っていた。31分、浜松大・神谷に警告。遅れて足が入った。36分、浜松大・村松→前田。彼も元プロだ。阪南大も藤内→二見。強烈なロングスローに代表される身体能力と、正確な技術を兼ね備える好サイドバック。40分、浜松大・前田に警告。43分、浜松大・神谷→大石。浜松大は運動量が落ちない。45分、阪南大・本多の警告。結局0−1でタイムアップ。浜松大が良く戦い勝利した。

後半のシュート数は5対4。互角だったと思う。ファウル数は7対11。阪南大としては前半で勝負を決めることも出来たはずだったが、外し続けた。コンディションもハートも素晴らしかったが、「決めなければ、決められる」というサッカーの鉄則どおりの結果となった。

浜松大は村松の高速ドリブルや増田のセンスが光った。関東勢とも渡り合える力はあるだろう。2回戦が楽しみだ。

公式記録



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07月03日(日)
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