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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアリーグ ウエスト C大阪−福岡
しかしこれで福岡の攻勢が強まるかと言えば、そうでもなく、むしろ単調化。29山口は守備も忠実に頑張り、しかもセンスがある。攻撃面でも狭い局面で難なくコントロールし、次に繋げる。1年生でスタメンを勝ち取っただけのことはある。2トップは強力。中3の中島はフィジカル負けせず、よくスペースに流れて起点になっていた。C大阪は良く繋ぎ、I南野のアイディアやH風間のフィジカルで形を作る。14分、I南野がG西村とワンツーからシュート、右に外れる。決定機。17分、C大阪、右CKでF小暮のキックがファーに流れ、H風間が左突破、中に入ってきたF小暮へ、しかしトラップが大きい。この時間帯。C大阪はB藤原が左SBでM前田が右SB。しかもM前田は上がり気味。福岡P西村の右CKがファーに流れQ前田がタテに仕掛けいいシュート、DFワンタッチで左CKへ。この時間帯、福岡C倉富の異様なゴツさに気づく。C大阪H風間が完全にパワー負けしている。しかし風間はスピードも豊かな選手なので、色々動きを工夫している。南野はクラブW杯で退場者を出してルーニーが左ハーフに回ったときのプレーを思い出させる。昨年もサイドに回ったときは多かったし、このポジションの理解もある。技術も高いしキックも安定している。西村や風間と距離を測りながらパスを回し、詰まるとサイドチェンジなど視野も広い。福岡は全体に引いてロングボールでの単発カウンター狙いだが、ほとんど潰され形にならない。あまりに消極的過ぎないか?34分、福岡P西村の右CKをショートでつなぎ、左シュート、右に外れる。C大阪もH風間の右クロスにファーのI南野の前でDFカット、左CKに逃げる。F小暮の左CKはG西村に繋がるが逸機。38分、C大阪、中に出してG西村がパスを狙うがカットされる。結局前半は0−1で福岡リード。
前半のシュート数は4(1)対5(2)、CK数は2対4、ゴールキック数は3対5、オフサイドは1対1、クロス数3対1、ファウル数3対0とメモにはあるが、試合に入り込んでみていたので、余り当てにならない。C大阪@鶴崎は前に出る判断を誤ることが多く、危ない形になってはDFがかろうじてクリアということがあった。福岡は全体に体格がいいが、俊敏さが足りない。風間がサイドに流れて突破を何度も狙い、成功していた。藤原はいいキックで起点になる一方で技術的なミスも多かった。やはり守備型のSBだ。攻撃力を身につけないとトップ昇格は難しいだろう。
ハーフタイムで福岡Q前田→B増田拓也、K梅野→I三島勇太と左サイドをそっくり変えてきた。B増田がRB、A浦郷がLB、I三島がLHである。
−−−三苫−−中島−−
−−−−−−−−−−−−
三島−西村A−桑野−山口@
浦郷−中村A−倉富−増田
−−−−−朝川−−−−−
しかしいきなりC大阪が福岡のパスをB藤原カット、タテに出しH風間右45度シュート、左上を襲い、GK@朝川セーブ。決定機。I三島はパッサータイプなのだろうが、当たりに弱いしスピードもない。判断ミスも多く、不調ゆえにスタメンを外れていたのかな、と思った。三苫は抜群の強さがあるので、もう少し福岡がつなげれば、点差が開くのに、数的優位を生かせていない。17分、福岡A浦郷の左クロスをH三苫がワントラップ左シュートも右に外れる。決定機。18分、福岡P西村の左クロスにH三苫とGK@鶴崎が競り合い、鶴崎かろうじて抑える。三苫の身体能力は素晴らしい。直後にC大阪H風間→J長谷川将。風間は1トップで動き回っていたので、疲労が原因だろう。大活躍だった。19分、C大阪・I南野からJ長谷川へ、しかしトラップは大きい。C大阪は南野が1トップで左に長谷川、右に小暮、トップ下に西村という超攻撃的布陣に。福岡P西村は攻守によく絡み、じわじわと良さが伝わってくる好選手。キック精度もいいし。中盤の底でC大阪を潰している。24分、福岡バックパスをGK@朝川に出そうとするが、これをC大阪I南野がカット、無人のゴールへ流し込む。1−1.もちろん福岡のミスだ。ミスなんだが、南野の勘のよさと執念が生んだゴール。24分、C大阪G→K西村拓馬。福岡35中島→R白根直樹。ボランチに入り、全体にポジションがずれる。
−−−三苫−−三島−−−
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04月17日(日)
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